初めてのマンション売却が「売れない」原因は3つ|29年の現場で見た防ぎ方【稲沢市】
最終更新日:2026年10月
マンションが売れないまま長引く原因は、私の経験では、たいてい「任せる担当者」「売り出す値段」「部屋の第一印象」の3つのどれかにあります。
この記事では、29年この仕事をしてきた中で実際に見てきたことをもとに、初めての方が売れ残りを防ぐポイントをお話しします。
この記事で分かることは、次の3つです。
- 売れないまま長引くと、何が起きるのか
- 売れ残りを防ぐ3つのポイント
- 売れ残りそうなときに見直す順番
こんにちは、稲沢あんしん不動産の佐藤です。
相談者「マンションを売りたいけど、なかなか売れなかったらどうしよう…」
「思っていた金額より安くなったらどうしよう…」
「もし売れなかったらどうしよう…」
こんな不安は、初めて売る方からよく伺います。
ただ、売れ残りやすいところは決まっているので、先に知っておけば防ぎやすくなります。
▶ この記事の要点は動画でも解説しています(約18分)
マンションが「売れないまま長引く」のが一番危ない


最初に知っておいてほしいのは、不動産は時間をかけて長く売るものではない、ということです。
なぜかというと、売れないまま時間が経つと、どんどん悪い方向に進んでしまうんです。
最終的には売れないか、思っていたよりずっと安い金額で売ることになってしまいます。
私の経験上、販売に時間がかかって高く売れた例はほとんどありません。
考えてみてください。
長い間売れ残っている物件を見たら、「何か問題があるのかな?」「もっと待てば値段が下がるかも?」って思いませんか?


実は、中古マンションの売却にかかる平均期間は約80日、つまり2ヶ月20日くらいなんです。
ここに契約後の手続きの期間を足すと、だいたい4ヶ月くらいで売却が完了します。
もちろん、1週間で売れることもあれば、半年以上かかることもあります。
でも、4ヶ月を目安に考えてみてくださいね。
ポイント1:不動産会社と担当者の選び方


まず大切なのは、不動産会社と担当者の選び方です。
ここを間違えると、本当は早く高く売れるはずなのに、全然売れないということになりかねません。
私がお勧めするのは、次の2点です:
- 中古マンション売買の経験が豊富で、知識がある
- そのマンションの売却に、十分な時間と手間をかけられる
特に大事なのは2番目です。
どんなに力のある担当者でも、1つの部屋にかけられる時間が少なければ、結果は出にくいんです。
なぜかというと、マンション売却では「初速」がとても大事だからです。
売り出しと同時に、できるだけたくさんの人の目に留まるようにする必要があります。
具体的には、不動産サイトへの掲載、会社のホームページでの紹介、SNSでの情報発信など、いろいろなことを同時にやらなければいけません。
これには時間も手間もかかります。
担当する物件が多いほど、1つの物件にかけられる時間は少なくなります。
稲沢あんしん不動産では、お預かりした物件の売り出しの準備から、私が担当して進めています。
写真や掲載文を整えるところから一つひとつ時間をかけるので、売り出した直後から多くの人の目に留まる準備ができるんです。
「自分のマンションなら、いくらで、どう売り出せばいいか」を知りたい方は、ここで一度ご相談ください。
ポイント2:適切な価格設定の重要性


次に大切なのは、適切な価格設定です。
「できるだけ高く売りたい」というのは、皆さん同じ気持ちだと思います。
でも、ここで大事なのは、相場に合った適正な金額で売り出すことなんです。
私たちの会社では、お客様に相場を理解してもらうために、こんなデータをお見せしています:
- そのマンションの過去の売却価格データ
- 同じマンションの現在の売り出し価格
- 周辺マンションの価格データ
これらを見た上で、最終的に価格を決めていただきます。
例えば、1ヶ月前に同じような部屋が売れていたら、その価格が目安になります。
もし、それより高く設定したい場合は、「角部屋だから」「最上階だから」など、はっきりとした理由が必要です。
気をつけてほしいのは、売却依頼をもらいたいがために高い金額を言う不動産会社です。
高い査定額を聞くと「うちの良さをわかってくれている」と感じてしまいがちですが、要注意です。
高すぎる価格で売り出すと、売れるまでに時間がかかってしまい、結果的に安く売ることになりかねません。
ポイント3:第一印象の重要性


最後に大切なのは、お部屋の第一印象です。
心理学で「初頭効果」という言葉があります。
これは、最初に受けた印象が強く残るということです。
マンション売却でも、この初頭効果がとても重要なんです。
想像してみてください。
ネットで見て興味を持った人が、実際にマンションに来ました。
建物は思ったより古くて、少しガッカリしています。
そんな状態で、売りに出ている部屋の玄関を開けたとき、こんな印象だったらどうでしょう?
- 床がピカピカ
- 空気がきれい
- いい香りがする
- 丁寧に使われている感じがする
きっと「なんか、いい部屋だな」と感じてもらえるはずです。
私は、お客様にはとにかく玄関周りをきれいにするようお願いしています。
具体的には:
- 徹底的に掃除をする
- 床にワックスをかける
- 空気を入れ替える
- 玄関扉を雑巾で拭く
古くなっているものは仕方ありません。
でも、清潔感は出せます。
「この家は大切に使われているんだな」という印象を持ってもらえるようにしましょう。
3ヶ月売れないときは?見直す順番があります


ここまでの3つのポイントを押さえていれば、多くの場合、マンションは順調に売れていきます。
でも、もし3ヶ月経っても売れず、不動産会社が何をしているのかよくわからない…という状況になったら要注意です。
というのも、時間が経っても状況が良くなることはほとんどありません。
むしろ、「長く売れ残っている物件」という悪いイメージがついてしまいます。
私たちプロから見ると、1ヶ月経って売れていない場合、そのままでは売れる可能性は低いと判断します。
そんな時は、こんなことを検討してみてください:
- 不動産会社と話し合い、新しい販売方法を考える
- 物件の状態や価格を見直す
- 広告の方法を変える
- 場合によっては、不動産会社を変更する
マンションの売却相談で、私が実際にやっていること
実は私、宅建士のほかにマンション管理士の資格を持っていて、管理組合の顧問(2棟・156戸)もやっています。
なぜそれが売却に関係あるのか。
買う側は、部屋そのものと同じくらい「管理の中身」を見ているからです。
- 管理状態のチェック:修繕積立金の残高や長期修繕計画、管理組合の運営状態を売り出し前に確認します。買主に聞かれて困る前に、答えを用意しておくためです
- 相場の裏付け:稲沢市内の主要マンションは、棟ごとの売出・成約データを定点観測しています。稲沢市のマンション相場ページで公開している実データが価格設定の土台です
- 初速の準備:写真・図面・掲載文をすべて整えてから一斉に売り出し、売り出し直後に多くの人の目に留まるようにします
部屋の売却のご相談は、管理と相場の両方が分かる立場でお受けしています。
「管理の中身まで分かったうえで売る」、そこが私の仕事です。
🏠 売却の判断材料をもう少し集めたい方へ
- 住宅ローンが残っている場合の完済手続きは:三菱UFJ銀行の住宅ローン完済手続き|売却代金で一括返済するときの流れと注意点
- 仲介・買取・リースバックの違いを知りたい方は:不動産売却の3つの方法|仲介・買取・リースバックの価格差・期間・リスクを一覧比較
- 実際に当社で売却された方の声:お客様の声|稲沢あんしん不動産の評判・クチコミ
よくある質問


- マンションが売れない一番の原因は何ですか?
-
私の経験では、売り出す値段が相場より高いことが一番多いです。
同じマンションや近くのマンションで実際に売れた値段と比べて、理由を説明できない差があれば、見直しの合図です。
- 売り出してから、どれくらいで見直せばいいですか?
-
売り出して1か月たっても問い合わせや見学が少なければ、一度立ち止まって確認するのがおすすめです。
3か月たっても動きが無いときは、不動産会社を変えることも含めて考えます。
見直すときは、不動産会社との話し合い、部屋の状態と値段、広告の出し方の順に確かめると、原因を探しやすくなります。
- 住みながらでもマンションは売れますか?
-
はい、売れます。
見学の日は、玄関まわりと水まわりをきれいにして、空気を入れ替えておくと、印象がぐっと良くなります。
まとめ


今日お話しした3つのポイントをおさらいしましょう。
- 適切な不動産会社と担当者を選ぶ
- 相場に合った適切な価格をつける
- 第一印象を大切にする
これらのポイントを押さえることで、マンションを早く売ることができます。
そして、早く売れるということは、結果的に高く売れるということにつながるんです。
マンションの売却は人生の大きな出来事ですよね。
不安になるのも当然です。
でも、この記事で紹介したポイントを意識して準備すれば、きっと満足のいく結果が得られるはずです。
皆さんのマンション売却が上手くいきますように!何か困ったことがあれば、いつでもご相談くださいね。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
もう少し詳しく相談したい方は、稲沢市のマンション売却・査定相談もご覧ください。

