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マンション売却の流れを完全解説!初めての方でも安心の手順とポイント

この記事を書いた人
稲沢あんしん不動産代表 佐藤の顔写真
マンション管理士 佐藤

国家資格 マンション管理士、宅地建物取引士、他
名古屋市内の2棟(151戸規模、47戸規模)の管理組合の顧問
マンション査定件数は5,000戸以上
不動産業界は26年以上

https://twitter.com/inazawa_estate
https://www.instagram.com/inazawa.anshin/
https://lin.ee/TPUOMOM

こんにちは。マンションの売却をお考えの皆様

売却を計画する前に知っておいていただきたい大切なことがあります。

マンションを売るということは、人生の中でも一大イベント。

高額な取引になるだけに、慎重に進めたいものですよね。

でも、いざ売却となると、何から手をつけていいのかわからない…。

そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

実は、マンション売却には、いくつかの重要なステップがあるんです。

売却査定に始まり、媒介契約、売却活動、売買契約、そして決済・引き渡しまで、一連の流れを理解しておくことが大切なんですね。

ぜひ、この記事を読んで、マンション売却の基本的な流れを理解してください。

目次

マンション売却の基本的な流れ

マンション売却の流れは、大きく分けて以下の5つのステップに分かれます。

STEP
売却査定
  • まず、売却査定では、不動産会社に依頼して、売却予定のマンションの概算価格を算出します。
  • この査定結果を参考に、売却価格の目安を決めます。
STEP
媒介活動
  • 売主と不動産会社の間で、売却活動の条件や報酬などを取り決めます。
  • 契約形態には、専任媒介、専属専任媒介、一般媒介の3種類があります。
STEP
売却活動
  • 不動産会社は、広告掲載やオープンハウスの実施など、様々な方法で買主候補を募ります。
  • 売主は、内覧対応や買主候補とのやり取りに協力します。
STEP
売買契約・ 決済・引き渡し
  • 売却活動の結果、買主候補から購入の申し込みがあり、売買条件が合意に至ったら、売買契約を結びます。
  • 契約書には、売買代金や決済日、引渡し条件などの重要事項が記載されます。
  • 最後に、決済と引き渡しを行います。
  • 売買代金の授受と同時に、物件の引き渡しが行われます。
  • 物件の現状確認や鍵の引き渡しなど、必要な手続きを行います。

以上が、マンション売却の基本的な流れです。

一見すると簡単そうに見えますが、各ステップで専門的な知識と経験が求められます。

特に、売却査定や媒介契約、売買契約などの重要局面では、不動産取引のプロによるサポートが欠かせません。

「売却価格の設定が難しい…」「契約内容が複雑で不安…」といった悩みを抱えている売主の皆様は、次の各Stepを読み進めてください。

Step1: 不動産会社選びと査定依頼

マンション売却の第一歩は、信頼できる不動産会社を選び、適切な査定を受けることです。

売却の目的と条件を明確にした上で、不動産会社に査定を依頼し、検討することが重要です。

ここでは、不動産会社選びのポイントと、査定依頼の方法について解説します。

売却の目的と条件を明確にする

マンション売却を始める前に、まずは売却の目的と条件を明確にしましょう。

売却の理由は、住み替え、資産処分、相続など様々ですが、その目的に合わせて、売却までの期間、希望売却価格、売却後の住まいなどの条件を整理することが大切です。

例えば、住み替えのために売却する場合は、新しい住まいの購入時期に合わせて売却時期を設定する必要があります。

また、できるだけ高く売りたい場合は、売却活動に時間をかけることができるでしょう。

一方、早期売却を優先する場合は、多少の値引きも視野に入れる必要があります。

売却の目的と条件を明確にすることで、不動産会社選びおよび売却活動の方向性が定まります。

また、不動産会社との相談がスムーズに進むことにもつながるでしょう。

信頼できる不動産会社の選び方

マンション売却を依頼する不動産会社は、信頼できる会社を選ぶことが何より重要です。

以下のようなポイントを参考に、複数の会社を比較検討しましょう。

1. 実績と専門性

マンション売却の実績が豊富で、地域に精通している会社を選びましょう。

特に、分譲マンションは管理組合・ 管理規約など特有のルールがあり、それを知らずに売却後トラブルになるケースも散見されます。

 マンションは専門的な知識を要しますので 管理に精通している不動産会社は少数ですので 気をつけてください

2. スタッフの対応

担当者の知識、経験、人柄も重要なポイントです。

初回の問い合わせ時や査定依頼時の対応を見て、信頼できるスタッフかどうかを判断しましょう。

3. 売却戦略と提案力

売却査定での価格は実際に売れるかかくではありません。

高い金額を提示されてプロが言うなら間違いないと依頼した結果、まったく売れず最終的には売れるまでの時間がかかり当初の査定価格より大幅に下回ったという話は、昔から聞く話です。

提示される査定価格の計算プロセス・根拠をしっかり説明してくれる会社を選びましょう。

ネットで情報が簡単に取得出来る時代、買う人もしっかり情報を集めています。

詐欺師のように騙す気でなければ、相場より大幅に高く売れることはありえません。

また、査定価格だけでなく、具体的な売却戦略や提案内容を確認することも大切です。

買主の需要を踏まえた価格設定や、効果的な広告戦略などを提案してくれる会社が理想的です。

高い査定価格を出されると、この人は自分の物件のことをよく分かっているという心理的な効果が働き、騙される人が多いのです。

佐藤先生

重要なのは、査定計算のプロセスおよび根拠です

4. 担当者の専門性 経験

実際に過去にどのくらいマンションを取り扱った経験があるか、 売却した経験があるかは非常に重要です。

間違いなく 経験豊富な 担当者を選択しましょう。

5. アフターフォロー

売却後のトラブルにも適切に対応してくれる会社を選ぶことが重要です。

売却完了後の決済 引き渡しの後の歌詞 すぎる についてもフォローしてくれるか確認をしましょう

以上のポイントを踏まえて、信頼できる不動産会社を選ぶことが、マンション売却の成功に直結します。

Step2: 媒介契約を結ぶ

不動産会社を選定したら、次は媒介契約を結ぶ段階です。媒介契約には、専任、専属専任、一般媒介の3種類があり、それぞれ特徴が異なります。

契約内容を十分に理解し、自分に合った契約形態を選ぶことが重要です。また、契約時には、仲介手数料や契約期間など、重要な項目をしっかりとチェックしておきましょう。

専任・専属専任・一般媒介契約の違い

契約形態主な違い仲介手数料
専任媒介契約した不動産会社以外で売却活動ができない売却価格の3%+6万円
専属専任媒介契約した不動産会社以外で売却活動ができない。また、自己売却もできない同上
一般媒介複数の不動産会社に売却依頼ができる。自己売却も可能同上

専任媒介と専属専任媒介は、契約した不動産会社に売却活動を一任することとなります。

一方、一般媒介は、自由度が高い反面、売主自身が売却活動に関わる必要があります。

媒介契約時の注意点

1. 仲介手数料の確認

仲介手数料は、売却価格に応じて変動します。契約書に明記された手数料体系を確認し、想定売却価格から計算しておきましょう。

2. 契約期間の設定

契約期間は、通常3ヶ月が一般的です。

期間の上限が3ヶ月と法律の定めがあるからです。

契約期間満了の3ヶ月以降はどうなるかというと、再度、媒介契約を結ぶこととなります。売却活動の進捗状況に応じて、柔軟に契約期間を設定することをおすすめします。

3. 契約解除の条件

契約解除の条件についても確認が必要です。

途中で売却活動を中止したい場合や、他社で売却したい場合の手続きについて、予め確認しておきましょう。

4. 売主の負担する費用

売主が負担する費用には、仲介手数料以外にも、登記費用、印紙代、管理費・修繕積立金・固定資産税の清算金などがあります。

契約書に明記された費用負担の内容を確認しておくことが大切です。

5. 契約不適合の範囲

物件の契約不適合(瑕疵・欠陥責任)に関する保証の範囲についても確認しておきましょう。

売主の契約不適合(瑕疵・欠陥責任)について、不動産会社がどこまでサポートしてくれるのかを明確にしておく必要があります。

媒介契約は、マンション売却における重要なステップです。

契約内容を十分に理解し、納得した上で契約を締結することが、トラブルを防ぐ上で何より大切なことです。

Step3: 売却活動を開始する

媒介契約を結んだら、いよいよ本格的な売却活動がスタートします。不動産会社と協力しながら、広告やポータルサイトへの掲載、内覧対応、買主とのやり取りなど、様々な場面で売主の協力が必要です。

特に、内覧対応や価格交渉では、売主の対応が売却の成否を左右することもあるため、不動産会社との連携が重要です。

ネット掲載・ポータルサイトへの掲載

不動産会社は、物件情報を自社のWebサイトや不動産ポータルサイトに掲載し、広く買主を募ります。

その際、物件の魅力を最大限にアピールできるよう、売主となるあなたの協力が欠かせません。

写真撮影では、部屋の広さや明るさ、眺望の良さなどが伝わるよう、部屋を整理整頓し、窓を開けて換気するなどの準備をしておくことが大切です。

また、物件の特徴や周辺環境のメリットを強調した文章を準備し、不動産会社に提供することで、より効果的な広告掲載が可能になります。

佐藤先生

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弊社はLINE公式を活用し、常に購入希望者の情報があります

内覧対応のコツ

内覧は、買主候補が物件を実際に見学する重要な機会です。内覧の印象が良ければ、買主候補の購入意欲が高まり、スムーズな売却につながります。

内覧の際は、部屋を整理整頓し、清潔な状態を保つことが大切です。

また、買主候補の希望に合わせて、平日の夜間や週末など、柔軟に内覧日程を調整することで、多くの人に内覧してもらえるチャンスが増えます。

内覧の同行は、基本的に不動産会社の担当者が行いますが、売主自身も同席し、物件のメリットを適切にアピールすることで、買主候補の興味を引き付けることができるでしょう。

ただし、過度な売り込みは逆効果になることもあるため、不動産会社の担当者と相談しながら、バランスを取ることが重要です。

買主とのやり取りと値下げ交渉

買主候補から購入の申し込みがあった場合、不動産会社を通じて売買条件の交渉が行われます。

特に価格交渉では、売主の希望価格と買主の予算に開きがある場合、値下げ交渉が発生することがあります。

値下げ幅の判断は難しい問題ですが、市場価格との比較、売却の緊急度、物件の状態などを総合的に考慮する必要があります。

また、あまりに強気の価格設定は、買主候補を遠ざけてしまう可能性もあるため、適切な価格設定が重要です。

不動産会社の担当者と相談しながら、適切な値下げ幅を検討し、買主候補との交渉を進めていくことが大切です。

売主自身のあなたも、最終的な判断を下せるよう、情報を整理しておくことが求められます。

以上のように、売却活動では、売主と不動産会社の緊密な連携が欠かせません。特に、内覧対応や価格交渉では、売主の対応が売却の成否を左右することもあるため、不動産会社との信頼関係を築き、適切なアドバイスを受けながら、売却活動を進めていくことが重要です。

Step4: 売買契約を結び、決済・引き渡しを行う

売却活動の結果、買主候補から購入の申し込みがあり、売買条件が合意に至ったら、いよいよ売買契約の締結と決済・引き渡しの段階に入ります。

この最終段階では、契約書の内容確認、決済スケジュールの管理、引き渡し時の各種手続きなど、詳細な確認が必要です。

稲沢あんしん不動産では、この重要な局面でも、売主の皆様に寄り添い、円滑な取引の実現を全面的にサポートいたします。

売買契約の主な項目

売買契約書には、以下のような重要項目が含まれます。

  • 売買当事者の情報(売主・買主の氏名、住所など)
  • 売買物件の表示(所在地、面積、権利関係など)
  • 売買代金と支払い方法
  • 決済・引き渡しの日程
  • 物件の現状引渡し特約
  • 付帯設備・物件状況の報告
  • 固定資産税や管理費等の精算方法
  • 契約不適合時の処理方法

これらの項目は、売買契約の根幹をなす重要事項です。

稲沢あんしん不動産では、売主の皆様に契約書の内容を丁寧に説明し、疑問点や不安点にはしっかりとお答えします。

売主の皆様に契約内容を十分にご理解いただいた上で、契約締結に臨めるよう、全力でサポートいたします。

決済までのスケジュール

売買契約締結後、決済までのスケジュールは以下のように進みます。

STEP
買主による住宅ローンの申込み(契約締結後速やかに)
STEP
買主による手付金の支払い(契約締結後速やかに)
STEP
売主による抵当権抹消手続き(住宅ローン残債がある場合)
STEP
買主による住宅ローンの実行(決済日)
STEP
売買代金の決済(決済日)
STEP
物件の引き渡し(決済日)

このスケジュールは、売買契約で取り決めた日程に沿って進められます。

稲沢あんしん不動産では、売主の皆様に決済までのスケジュールを丁寧にご説明し、各段階で必要な手続きを漏れなく行えるよう、きめ細やかなサポートを提供いたします。

私たちがしっかりとスケジュール管理を行うことで、売主の皆様は安心して決済・引き渡しに臨むことができます。

引き渡し時の注意点

物件の引き渡しは、売買代金の決済と同時に行われます。

引き渡しの際は、以下の点に注意が必要です。

  • 物件の現状確認(買主立会いのもと、契約時の現状から変化がないか確認)
  • 鍵の引き渡し
  • 設備や備品の動作確認
  • 売主の残置物の撤去
  • 各種設備の使用方法の説明

稲沢あんしん不動産では、売買代金の決済当日に不測の事態が起きないように、事前に引き渡し前の立ち会いをお願いしています。

そのかいもあって、引き渡しの際のトラブルはゼロです。

また、売主の皆様が安心して物件を引き渡せるよう、事前の準備や当日の段取りについて、丁寧にアドバイスいたします。

ローン残債がある場合の対処法

売却物件に住宅ローンの残債がある場合、売買代金からローン残債を返済し、抵当権を抹消する必要があります。

この手続きは、以下のように進められます。

STEP
売主から住宅ローン債権者(銀行等)に対し、住宅ローン一括返済の申請
STEP
住宅ローン債権者による住宅ローン一括返済の承諾
STEP
決済時に、売買代金から住宅ローン残債を一括返済
STEP
司法書士による抵当権抹消登記

稲沢あんしん不動産では、住宅ローン一括返済の手続きや必要書類の準備など、抵当権抹消に関する一連の手続きをサポートいたします。

専門的な知識と経験を持つ私たちが、売主の皆様の負担を最小限に抑え、円滑な手続きを実現いたします。

以上のように、売買契約の締結から決済・引き渡しまでの一連の流れは、専門的な知識と経験が求められる重要な局面です。

稲沢あんしん不動産では、この最終段階で、売主の皆様に寄り添い、適切なアドバイスと手厚いサポートを提供することで、安心かつ円滑な取引の実現を目指します。

「契約の内容が難しそう…」「決済までの流れが不安…」といったお悩みをお持ちの売主の皆様、どうぞ安心してお任せください。

稲沢あんしん不動産が、専門的な知識と豊富な経験を活かし、売主の皆様の満足のいく売却を全力でサポートいたします。

まとめ

マンション売却の流れは、大きく分けて以下の5つのステップに分かれます。

STEP
売却査定
  • まず、売却査定では、不動産会社に依頼して、売却予定のマンションの概算価格を算出します。
  • この査定結果を参考に、売却価格の目安を決めます。
STEP
媒介活動
  • 売主と不動産会社の間で、売却活動の条件や報酬などを取り決めます。
  • 契約形態には、専任媒介、専属専任媒介、一般媒介の3種類があります。
STEP
売却活動
  • 不動産会社は、広告掲載やオープンハウスの実施など、様々な方法で買主候補を募ります。
  • 売主は、内覧対応や買主候補とのやり取りに協力します。
STEP
売買契約・ 決済・引き渡し
  • 売却活動の結果、買主候補から購入の申し込みがあり、売買条件が合意に至ったら、売買契約を結びます。
  • 契約書には、売買代金や決済日、引渡し条件などの重要事項が記載されます。
  • 最後に、決済と引き渡しを行います。
  • 売買代金の授受と同時に、物件の引き渡しが行われます。
  • 物件の現状確認や鍵の引き渡しなど、必要な手続きを行います。

一見すると簡単そうに見えますが、各ステップで専門的な知識と経験が求められます。

特に、売却査定や媒介契約、売買契約などの重要局面では、不動産取引のプロによるサポートが欠かせません。

「売却価格の設定が難しい…」「契約内容が複雑で不安…」といった悩みを抱えている売主の皆様は、ぜひ、経験豊富な不動産会社に相談することをおすすめします。

稲沢あんしん不動産では、豊富な経験と専門知識を持つスタッフが、売主の皆様に寄り添い、適切なアドバイスを提供しながら、売却活動を全面的にサポートいたします。

内覧対応や価格交渉など、売却本番での様々な場面で、売主の皆様のご要望に真摯に向き合い、最適な解決策を提案いたします。

「売れるかどうか不安…」「どのように売却活動を進めたらよいかわからない…」といったお悩みがある方は、ぜひ一度、稲沢あんしん不動産にご相談ください。

私たちが全力で売主の皆様をサポートし、満足のいく売却を実現するお手伝いをいたします。

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