空き家(家じまい、実家じまい)の売却、先にリスクを潰す 焦らない理由
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空き家(家じまい、実家じまい)の売却相談、最近多いです
空き家(家じまい、実家じまい)の売却相談、最近多いです。
親が亡くなって実家が空き家になった。 相続したけど、誰も住む予定がない。 固定資産税だけ払い続けるのももったいない。
そんな相談が増えています。
焦って売り出すことをおすすめしていません
そんな時、売主さんが急いでいなければ、私は焦って売り出すことをおすすめしていません。
「早く売った方がいいんじゃないですか?」
って言われることもあります。
でも、私は言います。
むしろ、売却のために買手を募るのではなく、売却準備を先行して進めましょう。
空き家の場合、多くのケースで建物解体と測量が必要となりますから、買手を募る前にこれらをやっておく方がいいんです。
なぜか?
なぜ、先に解体と測量をやるのか?
理由は一つ。
買う人が現れてから解体と測量で問題が出たら、取り返しがつかないから。
契約した後に、
「実は測量したら面積が足りませんでした」
「解体したらアスベストが出て、追加費用が発生します」
「地中から埋設物が出て、工期が伸びます」
こんなことになったら、どうなるか?
買主は不信感を抱く。 契約解除になるかもしれない。 損害賠償を請求されるかもしれない。
取り返しがつかないんです。
進めていく中で出てくるかもしれない問題発生のリスク
空き家の解体と測量は、進めていく中で出てくるかもしれない問題発生のリスクがあるんです。
測量したら面積が足りなかった
昔の測量は精度が低かったり、そもそも測量していなかったり。
登記簿には「100㎡」と書いてあるのに、実際に測ったら「95㎡」だった。
買主は100㎡のつもりで契約したのに、5㎡足りない。
これ、大問題です。
建物解体したらアスベストが出た
古い建物には、アスベスト(石綿)が使われていることがあります。
解体する時に、アスベストが見つかったら、
- 専門業者に依頼が必要
- 工期が伸びる
- 費用が大幅に増える
当初の見積もりとは全く違う金額になります。
地中から埋設物が出た
解体して地面を掘ったら、
- 古い基礎のコンクリート
- 瓦や木材などの廃材
- 昔のゴミ
こんなものが出てくることがあります。
これらを処分するのに、追加費用と時間がかかります。
隣からのクレームで解体工事がストップ
事前に挨拶をしていなかったり、配慮が足りなかったりすると、
隣の人からクレームが来て、工事がストップすることもあります。
(これについては、別の記事「15件の挨拶回り、正直大変です【当たり前の裏側】」で詳しく書いています)
だから、先に問題を全部潰しておく
だから、急いでなければ、売りに出す前に問題を全部潰しておく。
- 建物は解体する
- 測量して正確な面積を出す
- アスベストがあれば先に処理
- 地中埋設物があれば先に撤去
- 近隣には事前に挨拶
全部やってから、売りに出す。
そうすれば、買主に安心して買ってもらえる。
トラブルのリスクが限りなく低くなる。
先にコンサルティングサービスを提供します
だから私は、売主さんに言います。
「先にコンサルティングサービスを提供します。どうせ後でやるなら、先の方がいい。」
解体も、測量も、買主が決まってからやるなら、先にやっても同じ。
いや、先にやった方がいい。
なぜなら、
- 問題が事前にわかる
- 正確な情報で売りに出せる
- 買主が安心して買える
- トラブルのリスクが減る
良いことばかりです。
それが結果、売主を守ることになる
そして、これが一番大事なこと。
それが結果、売主を守ることになる。
契約後のトラブルは、売主にとって本当に辛いものです。
- 買主からの苦情
- 追加費用の負担
- 契約解除
- 損害賠償
こんなことになったら、精神的にも金銭的にも大きなダメージです。
だから、先に問題を潰す。
焦らずに、慌てず、確実に。
それが、売主を守ることにつながります。
急いでいる場合はどうするか?
もちろん、中には急いでいる売主さんもいます。
「相続税の納税期限が迫っている」
「すぐに現金が必要」
そういう事情があるなら、別です。
その場合は、リスクを説明した上で、できる限りの対策を取りながら現状で買手を探します。
でも、急いでいないなら、焦る必要はない。
じっくり準備して、確実に売る。
それが一番です。
焦らずに慌てず確実に
不動産の売却は、人生で何度もあることではありません。
だからこそ、焦らずに、慌てず、確実に進めたい。
私は、そのお手伝いをします。
今日も頑張ろう。


