福岡から愛知の空き家を売却|遠隔地不動産の相続問題を解決したコンサルティング事例

※この事例は実際の不動産コンサルティング業務をもとにしています。個人情報保護のため、お名前や金額などは一部修正しております。
「妹の不動産をどうしたらいいのか分からなくて…」
「妹が残した愛知県の不動産、遠く離れた福岡から何もできず困っていました」
そう言ってたのは、福岡県にお住まいの80代の田中さん(仮名)。
妹さんが亡くなったあと、遺した不動産の処理方法が分からず、何から手をつければいいのか途方に暮れていました。
「相続登記も必要だと聞いたけれど、手続きのやり方も分からない。愛知県まで足を運ぶのも体力的に難しい年齢になっていたんです」
田中さんは当時の心境をそう語っていました。
田中さんが抱えていた3つの悩み

福岡県在住の田中さん(80代)からのご相談は、次の3点でした。
- 手順がわからない – 不動産処理の全体の流れが見えない
- 売却か活用か – 妹の残した不動産をどうすべきか決めかねている
- 相続登記を行っていない – 法的手続きが未完了
亡くなった妹さん(3年前に死亡)の不動産は愛知県稲沢市にあり、相続人は兄(相談者)、長女(北海道)、次女(東京)の3名でした。
稲沢あんしん不動産への依頼

「当初は不安でしたが、説明が丁寧でとても安心できました」と田中さん。
稲沢あんしん不動産では、田中さんの状況をしっかり理解した上で、以下のような流れでサポートすることを約束しました。
- 相続人調査
- 不動産関係調査
- 同意取り付け
- 価格査定
- 相続登記
- 売買の媒介契約
- 売却
弊社が提示した報酬は、
基本報酬10万円(税別)と成功報酬(20万円または売買の仲介手数料のいずれか高い金額)です。
「最初は報酬について不安もありましたが、稲沢あんしん不動産の丁寧な説明を聞いて、この金額で全て任せられるならとコンサルティング依頼を決めました」と田中さん。
物件調査と解決策の提案
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相談対象の不動産は愛知県稲沢市にあり、最寄り駅からは徒歩15分。
現地調査の結果、室内はかなり老朽化していることが判明しました。
さらに調査を進めると、東隣の土地では建設準備が始まっており、謄本を調べると不動産会社が購入済みであることも分かりました。
調査結果をもとに、稲沢あんしん不動産では以下の解決策を提案しました。
- 司法書士による相続登記 – 必要な法的手続きの完了
- 隣地不動産会社への売却交渉 – 土地の価値を最大化する
- 広く一般の買い手を探す(隣地が購入しない場合)
- 建物解体の複数社の相見積もり
- 建物解体の現場管理
隣地業者との交渉と売却成功

提案した解決策をもとに、早速、東隣の不動産会社に対して800万円での売却を打診。
交渉の結果、750万円での売却が可能との回答を得ました。
この結果を田中さんに電話で伝えたところ「正直、こんなに高く売れるとは思っていなかったので驚いています」と言っていただけました。
親族で協議の上、売却で合意。
隣地で、まとまらなかったことも想定して計画を立てていましたが、もっとも良い形でまとまりホッとしました。
今回、ご高齢で移動が不安ということで契約書の署名は
弊社の担当佐藤が、直接福岡まで足を運びました。
「高齢で遠方なのに、わざわざ来てくれたことに本当に感謝しています。対面で細かい説明も聞けて安心できました」と言っていただきました。
※パソコンをお使いの方であれば、遠方でも電子契約で手続きが可能になっています。
最終的なコンサルティング費用
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最終的なコンサルティング費用は以下のようになりました。
項目 | 金額 |
基本料 | 110,000円 |
成功報酬 | 313,500円 |
合計 | 423,500円 |
※成功報酬は、売買価格750万円に対する仲介手数料(3.3%+税)相当額となりました。20万円と仲介手数料相当額を比較し、金額の大きい方を適用しています。
「プロに任せて本当に良かった」

「正直、最初は遠く離れた不動産のことで、こんなに良い条件で売却できるとは思ってもいませんでした」と田中さんから笑顔で言っていただきました。
「何よりも、すべての手続きを代行してもらえたのが助かりました。福岡から一歩も出ることなく、司法書士の手配から買い手との交渉まで、すべてお任せできたんです。週に一度は必ず進捗状況の連絡があり、本当に安心でした」
今回の経験について田中さんは、「専門家に相談して本当に良かった。」と言っていただいて弊社としても大変嬉しいお言葉をいただきました。