住宅ローン金利が上がると毎月の返済はどうなる?変動金利の場合

家の模型と右肩上がりの赤い矢印を背景に「住宅ローン金利が上がると毎月の返済はどうなる?変動金利の場合」の文字
相談者

変動金利を選んで、金利が上がったら返済金額はどうなりますか?

代表 佐藤

変動金利には「5年ルール」と「1.25倍ルール」というのがあり、すぐに毎月の返済額が上がらないです。

お客様より
住宅ローンの金利が上がったら
毎月の返済はどうなりますか?
という質問がありましたのでお答えします。

この記事を書いた人
愛知県稲沢市の不動産会社稲沢あんしん不動産の代表 佐藤高樹の顔写真

佐藤高樹(稲沢あんしん不動産 代表)
詳しいプロフィールはこちら

不動産業界28年の経験で、初めて不動産を売る方伴走型サポートでお手伝いしているため、しっかりと結果が出ています。普通の不動産屋さんは売買で終わりですが、難しい権利関係や複雑な相続・家族関係の案件も相談に乗っています。

宅地建物取引士、不動産コンサルティングマスター、マンション管理士
稲沢市・一宮市・清須市・あま市での豊富な実績
不動産査定件数5,000件以上
相続・空き家問題解決の専門家として地域密着

まずは無料相談から

「佐藤さんに相談すれば必ず解決してくれる」と言われる存在を目指しています。不動産の売却、実家の相続、空き家活用、住み替え相談など、まずは無料相談からお気軽にどうぞ。

稲沢あんしん不動産(国府宮神社から徒歩1分)
https://www.youtube.com/@inazawa-estate
https://www.instagram.com/inazawa.anshin/
https://x.com/inazawa_estate

様々な情報があふれかえる中、
住宅ローンの金利が
ずっと低金利だったこともあり、
そろそろ上がるのでは?
最近、よく聞くようになってきました。

これから家を購入するため
2000万円や3000万円の
住宅ローンを組もうと考えている方にとっては
非常に気になる内容ですね。

今回の記事を読むことで、以下の内容が理解できます
・住宅ローンの変動金利が上がったときのリスク
・固定金利との違い
・弊社がおすすめしているのは固定金利?変動金利?

もしも将来、金利が1%上がった場合の具体的な金額計算

両側に「%」の文字と家のイラストがのっているシーソー

もしも将来、住宅ローン変動金利が1%上がった場合の具体的な金額計算

今回のお客様は
大垣共立銀行で借入金3,000万円を変動金利0.65%、35年返済で検討していました

借入金3,000万円を変動金利0.65%、35年返済とした場合、毎月の返済金額79,880円と返済総額33,549,868円となると書かれた表

この場合、
毎月の返済金額は
79,880円
利息だけで3,549,868円の返済となります。

借入金3,000万円を変動金利1.65%、35年返済とした場合、毎月の返済金額94,075円と返済総額39,511,724円となると書かれた表

金利が1%高い想定の1.65%で計算し直すと
毎月の返済金額は
94,075円
利息分だけで9,511,724円となります。

1%の金利が違うだけで
毎月の返済が約1万5千円も上がり
最終的には利息を約590万円も多く支払うこととなります。

実際の計算は、
その時の元金に対して計算を引き直すので
参考程度にみてください

金利が低いから高くても不動産が売れるので値段も上がる仕組みです。

変動金利の「5年ルール」と「1.25倍ルール」

木目調の机に置かれたホットコーヒーとメモ用紙、ボールペン

さて、話を戻して

住宅ローンを変動金利で組んだあと金利が上がったら?

答えは
5年間は返済金額は変わりません。

そして6年目に上がるときは
今支払っている返済金額の1.25倍までが上限で
毎月の金額が上がります

変動金利の5年ごと1.25倍ルールの表

例えば
毎月の返済金額が
わかりやすく50,000円なら

変動金利の5年ごと1.25倍ルールの表、返済額の見直しは5年後は1.25倍が上限


1.25倍
62,500円が上がる上限となります

もう少し詳しく説明すると

「5年ルール」は、
適用金利が契約締結時の金利から
5年間は変わらないというルールです。

つまり、
最初の5年間は
金利の変動に関わらず、
毎月の返済額が一定です。

さらに、5年経過後も、
「1.25倍ルール」により、
返済額の上昇幅は、
返済額の1.25倍までに抑えられます。

【注意点!】

変動金利は半年ごとに金利見直し、返済額に占める利息の割合が増加

ただし、金利自体は半年ごとに見直しがあるため、毎月の支払額の中で元金返済と利息返済の割合は変動します。

金利が上昇すれば、支払額の中で利息の占める割合が大きくなり、元金の返済が遅くなります。逆に、金利が下降すれば、利息の割合が小さくなり、元金の返済が早まります。

住宅ローンの返済金額は、
元金の返済と金利の合計額で
構成されています。

なので、半年ごとに金利が変わると
元金と金利の割合が変わっています

金利がもし上がったのであれば、元金が減る量が少し減ってるわけですね。ここは気をつけないといけません

変動金利は半年ごとに金利見直し、返済額に占める利息の割合が増加。増加後のイメージ

もし金利が将来、もしですけど
今よりもかなり高く上がってしまった場合は、
35年でローンを支払っても
利息が払いきれていないというリスクがあります。

とはいえ、

だから、じゃあ家を買わないかというと、
そういうわけにはいきませんよね。

家って、お子さんが小さい時、2歳、3歳、
ぴょんぴょん跳ねて、
賃貸だったら、
怒ったりしないといけないですけど、
一軒家だったら、
怒らなくてすみますもんね。

子供は悪くないですから。
必要な時に必要なものお金では得られないものが優先ですよね。

稲沢あんしん不動産は変動金利と固定金利はどちらをおすすめするの?

白い机の上に置かれた家の模型と電卓、ボールペン

じゃあ、弊社が今おすすめしている住宅ローンは?

変動金利 vs 固定金利:どちらを選ぶ?

変動金利と固定金利、
どちらを選ぶべきかは、
個々の状況やリスク許容度によって異なります。

以下に比較表を作りました

変動金利固定金利
金利が低い時期には、固定金利よりも毎月の返済額を抑えることができます。ただし、金利上昇のリスクがあります。将来の金利変動に関係なく、返済額が一定なので、安心して返済計画を立てることができます。ただし、金利が低い時期には、変動金利よりも毎月の返済額が高くなる可能性があります
変動金利 vs 固定金利

上記を踏まえて
今現在、弊社がお客様におすすめしている金利タイプは、
変動金利です。

理由は、
私もこの業界28年以上やっていますが、
ずっと住宅ローン金利を見てて、
結果的には変動金利が一番正解でした。

代表 佐藤

私は一度、住宅ローン金利の選択に失敗しました。
だから勉強してFPを取得。
予測は無理だから、目の前にある現実の条件で判断。

なお、私自身、以前に自分の家を買った時の話です。
約15年前
そのときも、
これからは金利が上がるよ
っていう情報があふれた時がありました。

そして私は固定金利を選びました。
(当時は銀行のローン担当より住宅ローンの知識があると正直、勘違いしていました)
結果、大失敗でした。 

今振り返ると、変動金利を選んでおくことが
正解でした。

自分の経験も踏まえて、
あくまでも目の前の情報、
今あるものだけで
判断することをおすすめします。

ただ、どうしても不安な方は
当然、固定金利を選んだら良いと思います。 

でも、中途半端な固定金利を選ぶよりも、
途中で金利が上がるのが不安ということでしたら、
基本的には全期間固定。

10年で返済が終わるのでしたら、10年固定、
20年で返済を終わる20年固定をおすすめします。
そうすれば、金利が変わらないのでリスク無しです。

なお、ここまでお話してて、
皆さん結局、変動金利を選ばれています。

あなたのライフプランに合った資金計画を選んでください。

住宅ローンのことは
それなりの知識のある専門家に
きちんと相談してくださいね。

住宅ローンと不動産の購入はセットですので、
この両方の知識が豊富な人に 相談することをオススメします。

まとめ

変動金利の場合、住宅ローン金利が上がると毎月の返済はどうなるかまとめが5点書かれた黒板
①金利が1%上がると、毎月の返済額と利息の総額が大きく増加するリスクがある
②変動金利には「5年ルール」と「1.25倍ルール」があり、急激な返済額の増加は抑えられる
③稲沢あんしん不動産では、長期的な視点から変動金利をおすすめしている
④金利上昇リスクが心配な方は、返済期間に合わせた全期間固定金利がおすすめ。
⑤大切なのは、自分のライフプランに合った資金計画を立てること

住宅ローンの金利が上昇するのではないかという予測が多くなっています。金利が上がった場合、変動金利の場合はどうなるのか。

変動金利の場合、「5年ルール」と「1.25倍ルール」により、すぐに毎月の返済額が上がることはありません。ただし、金利自体は半年ごとに見直されるため、元金と利息の割合が変動します。金利が上昇すると、利息の割合が大きくなり、元金の返済が遅くなるリスクがあります。

一方、固定金利は将来の金利変動に関係なく返済額が一定なので、安心して返済計画を立てることができます。ただし、金利が低い時期には、変動金利よりも毎月の返済額が高くなる可能性があります。

弊社では、これまでの経験から変動金利をおすすめしています。ただし、金利上昇リスクが不安な方は、返済期間に合わせた全期間固定を選ぶのがよいでしょう。

最終的には、お客様のライフプランに合った資金計画を選択することが重要です。住宅ローンと不動産購入はセットですので、両方の知識が豊富な専門家に相談することをおすすめします。金利が上昇するリスクを理解した上で、自分に合った選択をすることが大切ですね。

ブログランキング・にほんブログ村へ

住宅ローンの金利上昇に不安を感じていませんか?

変動金利と固定金利、どちらを選ぶべきか迷っていませんか?

そんな時は、ぜひ稲沢あんしん不動産にご相談ください!

当社の代表である佐藤は、業界歴26年以上の経験と実績を持つ不動産のプロフェッショナルです。

取り扱い件数1000件以上の豊富な知識と経験を活かし、お客様一人ひとりのニーズに合わせた最適なアドバイスをご提供いたします。

「ちょっと相談したい」「話を聞いて欲しい」そんな時でも、お気軽にご連絡ください。

地域に密着し、丁寧に対応させていただきます。不動産のことなら、信頼と安心の稲沢あんしん不動産にお任せください。

お客様の幸せな住宅ローン選びと不動産取引の実現に向けて、真心を込めてサポートいたします。

\住宅ローンや不動産のご相談は/

\稲沢あんしん不動産にお任せください!/

お問い合わせはこちらから

電話番号:0587-33-5620

営業時間:午前9時~午後7時(毎週水曜日定休)

専門スタッフが丁寧にご対応いたします。

ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

皆様からのご連絡を心よりお待ちしております!

不動産の売却・相談なら稲沢あんしん不動産に任せられる!

稲沢市で一番丁寧な不動産屋さん。初めての売却、徹底サポート。稲沢あんしん不動産

「相続手続きって、書類がたくさん必要みたいだけど、何をどこで取ればいいのか分からない」

他社:「市役所で戸籍謄本を取ってきてください」
当社:「一緒に市役所に行って、書類を集めましょう」


「隣との境界線がわからない(測量)んだけど、何て説明すればいいのか分からない」

他社:「隣接地の方に測量の件、事前に挨拶はしておいてください」
当社:「近隣の方への挨拶に一緒に付き添いましょうか」


「住宅ローンを借りたいんだけど、銀行で何を相談したらいいかわからない」

他社:「銀行で住宅ローンの相談をしておいてください」
当社:「銀行窓口に一緒に行って、ローンの相談をしましょう」


「相続した空き家があるんだけど、何から手を付けたら良いか分からない」

他社:「売却が決まったら連絡ください」
当社:「最初から最後まで一緒に進めましょう。お手伝いします」


稲沢あんしん不動産の「伴走型サポート」とは?

他社:「やっておいてください」
当社:「一緒にやりましょう」

書類のことも一緒に考え、必要に応じて一緒に動きます。
ご要望により現地同行もサポートできます。
お客様と相談しながら、最後の結果を出すために伴走いたします。

一人で悩まず、一緒に解決していきましょう。


代表佐藤のプロフィールはこちら

稲沢あんしん不動産が選ばれる理由
  • 28年の実績で培った経験とノウハウ
  • Google 口コミ で高評価多数
  • 一人ひとりに寄り添う徹底した伴走型サポート
  • 稲沢市・一宮市・清須市・あま市の地域密着
  • 透明性の高い価格決定
  • 迅速なレスポンスとマメな報告
  • 万全の保険体制
  • 地域密着ならではの強み

初めての不動産の売却や相続・空き家のお悩みなど、伴走型の売却サポートの稲沢あんしん不動産に相談をしてみませんか?

お電話 0587-33-5620

家の模型と右肩上がりの赤い矢印を背景に「住宅ローン金利が上がると毎月の返済はどうなる?変動金利の場合」の文字

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェアしてもらえると励みになります!
読みたい場所にジャンプ