住宅ローン金利が上がると毎月の返済はどうなる?変動金利の場合
お客様より
住宅ローンの金利が上がったら
毎月の返済はどうなりますか?
という質問がありましたのでお答えします。
変動金利を選んで、金利が上がったら返済金額はどうなりますか?
変動金利には「5年ルール」と「1.25倍ルール」というのがあり、すぐに毎月の返済額が上がらないです。
様々な情報があふれかえる中、
住宅ローンの金利が
ずっと低金利だったこともあり、
そろそろ上がるのでは?
最近、よく聞くようになってきました。
これから家を購入するため
2000万円や3000万円の
住宅ローンを組もうと考えている方にとっては
非常に気になる内容ですね。
今回の記事を読むことで、以下の内容が理解できます
・住宅ローンの変動金利が上がったときのリスク
・固定金利との違い
・弊社がおすすめしているのは固定金利?変動金利?
もしも将来、金利が1%上がった場合の具体的な金額計算
もしも将来、住宅ローン変動金利が1%上がった場合の具体的な金額計算
今回のお客様は
大垣共立銀行で借入金3,000万円を変動金利0.65%、35年返済で検討していました
この場合、
毎月の返済金額は
79,880円
利息だけで3,549,868円の返済となります。
金利が1%高い想定の1.65%で計算し直すと
毎月の返済金額は
94,075円
利息分だけで9,511,724円となります。
1%の金利が違うだけで
毎月の返済が約1万5千円も上がり
最終的には利息を約590万円も多く支払うこととなります。
実際の計算は、
その時の元金に対して計算を引き直すので
参考程度にみてください
金利が低いから高くても不動産が売れるので値段も上がる仕組みです。
変動金利の「5年ルール」と「1.25倍ルール」
さて、話を戻して
住宅ローンを変動金利で組んだあと金利が上がったら?
答えは
5年間は返済金額は変わりません。
そして6年目に上がるときは
今支払っている返済金額の1.25倍までが上限で
毎月の金額が上がります
例えば
毎月の返済金額が
わかりやすく50,000円なら
1.25倍の
62,500円が上がる上限となります
もう少し詳しく説明すると
「5年ルール」は、
適用金利が契約締結時の金利から
5年間は変わらないというルールです。
つまり、
最初の5年間は
金利の変動に関わらず、
毎月の返済額が一定です。
さらに、5年経過後も、
「1.25倍ルール」により、
返済額の上昇幅は、
返済額の1.25倍までに抑えられます。
【注意点!】
ただし、金利自体は半年ごとに見直しがあるため、毎月の支払額の中で元金返済と利息返済の割合は変動します。
金利が上昇すれば、支払額の中で利息の占める割合が大きくなり、元金の返済が遅くなります。逆に、金利が下降すれば、利息の割合が小さくなり、元金の返済が早まります。
住宅ローンの返済金額は、
元金の返済と金利の合計額で
構成されています。
なので、半年ごとに金利が変わると
元金と金利の割合が変わっています
金利がもし上がったのであれば、元金が減る量が少し減ってるわけですね。ここは気をつけないといけません
もし金利が将来、もしですけど
今よりもかなり高く上がってしまった場合は、
35年でローンを支払っても
利息が払いきれていないというリスクがあります。
とはいえ、
だから、じゃあ家を買わないかというと、
そういうわけにはいきませんよね。
家って、お子さんが小さい時、2歳、3歳、
ぴょんぴょん跳ねて、
賃貸だったら、
怒ったりしないといけないですけど、
一軒家だったら、
怒らなくてすみますもんね。
子供は悪くないですから。
必要な時に必要なものお金では得られないものが優先ですよね。
稲沢あんしん不動産は変動金利と固定金利はどちらをおすすめするの?
じゃあ、弊社が今おすすめしている住宅ローンは?
変動金利 vs 固定金利:どちらを選ぶ?
変動金利と固定金利、
どちらを選ぶべきかは、
個々の状況やリスク許容度によって異なります。
以下に比較表を作りました
変動金利 | 固定金利 |
金利が低い時期には、固定金利よりも毎月の返済額を抑えることができます。ただし、金利上昇のリスクがあります。 | 将来の金利変動に関係なく、返済額が一定なので、安心して返済計画を立てることができます。ただし、金利が低い時期には、変動金利よりも毎月の返済額が高くなる可能性があります |
上記を踏まえて
今現在、弊社がお客様におすすめしている金利タイプは、
変動金利です。
理由は、
私もこの業界26年以上やっていますが、
ずっと住宅ローン金利を見てて、
結果的には変動金利が一番正解でした。
なお、私自身、以前に自分の家を買った時の話です。
約15年前
そのときも、
これからは金利が上がるよ
っていう情報があふれた時がありました。
そして私は固定金利を選びました。
結果、大失敗でした。
振り返ると、変動金利を選んでおくことが
正解でした。
自分の経験も踏まえて、
あくまでも目の前の情報、
今あるものだけで
判断することをおすすめします。
ただ、どうしても不安な方は
当然、固定金利を選んだら良いと思います。
でも、中途半端な固定金利を選ぶよりも、
途中で金利が上がるのが不安ということでしたら、
基本的には全期間固定。
10年で返済が終わるのでしたら、10年固定、
20年で返済を終わる20年固定をおすすめします。
そうすれば、金利が変わらないのでリスク無しです。
なお、ここまでお話してて、
皆さん結局、変動金利を選ばれています。
あなたのライフプランに合った資金計画を選んでください。
住宅ローンのことは
それなりの知識のある専門家に
きちんと相談してくださいね。
住宅ローンと不動産の購入はセットですので、
この両方の知識が豊富な人に 相談することをオススメします。
まとめ
住宅ローンの金利が上昇するのではないかという予測が多くなっています。金利が上がった場合、変動金利の場合はどうなるのか。
変動金利の場合、「5年ルール」と「1.25倍ルール」により、すぐに毎月の返済額が上がることはありません。ただし、金利自体は半年ごとに見直されるため、元金と利息の割合が変動します。金利が上昇すると、利息の割合が大きくなり、元金の返済が遅くなるリスクがあります。
一方、固定金利は将来の金利変動に関係なく返済額が一定なので、安心して返済計画を立てることができます。ただし、金利が低い時期には、変動金利よりも毎月の返済額が高くなる可能性があります。
弊社では、これまでの経験から変動金利をおすすめしています。ただし、金利上昇リスクが不安な方は、返済期間に合わせた全期間固定を選ぶのがよいでしょう。
最終的には、お客様のライフプランに合った資金計画を選択することが重要です。住宅ローンと不動産購入はセットですので、両方の知識が豊富な専門家に相談することをおすすめします。金利が上昇するリスクを理解した上で、自分に合った選択をすることが大切ですね。
住宅ローンの金利上昇に不安を感じていませんか?
変動金利と固定金利、どちらを選ぶべきか迷っていませんか?
そんな時は、ぜひ稲沢あんしん不動産にご相談ください!
当社の代表である佐藤は、業界歴26年以上の経験と実績を持つ不動産のプロフェッショナルです。
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