新築建売住宅の探し方から契約までの流れ – プロが教える賢い家探しのコツ
こんにちは、稲沢あんしん不動産の佐藤です。
今回は、新築建売住宅の探し始めから契約までの一連の流れをざっくりとお話しします。
一般的な不動産屋さんからすると、あまり言って欲しくないような角度からの説明も交えてお話ししますので、ぜひ最後までお付き合いください。
この記事は、以下のような方におすすめです:
- 新築建売の購入を考えているけど、何から始めていいのか分からない方
- 購入の流れを知りたい方
- 物件探しのコツや内見時の注意点を知りたい方
- 住宅ローンの事前審査について知りたい方
それでは、初心者の方でも安心して進められるよう、わかりやすく解説していきます。
1. まずは予算と場所を決めよう
まず最初に、おおよその予算と希望エリアを決めましょう。
住宅ローンをお考えの場合、予算の作り方が分からない時は、今の家賃を目安に毎月の返済から借入金額を出してみてください。
どうやって計算するか?
簡単です!弊社の公式LINEアカウントに登録いただくと、簡単住宅ローン診断ツールが使えます。
スマホのライン公式画面下のリッチメニューにある「簡単住宅ローン診断」を使ってみてください。
これで大まかな予算が分かりますよ。
2. 物件探しは不動産ポータルサイトで十分
さて、物件探しですが、不動産ポータルサイトで十分です。
アットホームとSUUMO、これだけで十分です。
実は我々プロでも毎日チェックしています。
不思議に思いますか?
実は不動産業者しか見ることのできない情報共有のネットワークもあるのですが、一般的に最新情報はこの不動産業者共有のネットワークで登録するよりも前に、不動産のポータルサイトに皆さん登録します。
なぜかというと、自社で客付けをしたいからですね。
私も使っている検索のコツを教えます。
非常に簡単です。詳細検索で新着のみをチェックして、メール配信の登録をするだけです。
それと、弊社の公式LINEに登録いただくと、新着物件や値下げの情報、非公開の情報などを配信しています。
新築建売限定で今、仲介手数料0円もやってますので、ぜひご活用ください。
3. まずは自分で外観チェック
気になる物件が見つかったら、すぐに不動産業者に問い合わせてはいけません。
SUUMOとアットホームでしたら、大体ネット上に物件の地図が掲載されています。
まずはご自身で、外から見に行ってください。
これは新築建売の場合のお話です。
中古住宅の場合は、まだ住んでいることもありますので、不動産業者と一緒に行くのが望ましいです。
外から見ると、前の道路が狭いとか広いとか、南側に建物が建っていて日当たりがどうかとか、隣の家の雰囲気とか、今は隣が建ってないということは将来建つかもしれないとか、行ってみると分かります。
新築を見に行って買わなかった理由は、日当たりが悪かったとか、思ってたより悪い、道路が狭い、現地に行けば分かることがほとんどです。
これはもう外から見れば分かることが大半です。
新築なので室内は綺麗に決まっているので、だから室内は後回しでいいんです。
4. 冷静に検討してから内見予約
外観チェックが済んだら、一晩は冷静に考えてみてください。
本当にここの場所でいいのか?
この物件でいいのか?と。
一晩考えていいなと思ったらOKです。
不動産屋さんに問い合わせをして、内見の予約をしましょう。
問い合わせのやり方は電話なら
「稲沢市〇〇町の〇〇の物件、いくらの物件を見たいのですが」「何月何日の何時にお願いします」と。
今はお問い合わせフォームからでもいいでしょうね。
ここでのポイントは、現地集合にしてもらうのがいいです。なぜなら、もし気に入らなかったら断りやすいからです。不動産屋さんの事務所集合だと、しつこい営業の人だったら色々と気を使うことになります。現地集合、そして現地解散でお願いしてみてください。
5. 内見時の注意点
物件の内覧、つまり見学ですね。
ここで見るときも、なるべく営業マンがついてこない、自分たちだけでゆっくり隅から隅まで見た方が良いです。
新築の建売なので心配しなくても綺麗なはずです。
今は完成検査もしっかりしているので、素人目でわかるような不具合はよっぽどないと思います。
ただ、完成したばかり、完成直後ならマスキングテープをぺたぺたと貼ってます。
そこは修正をする箇所、手直しをする箇所の目印です。
以前言われたのは、お客様が想像していた以上にいっぱい貼ってあって、それを見たお客様が「こんなに直すところがあって大丈夫ですか?」と心配になって質問をいただいたことがあります。
基本的には大丈夫です。気になるなら、そこで担当者に聞いて納得感を得てください。
あと、お客様によっては今ある家具が置けないとか悩む方もいます。
確かに使えた方が良いんですけど、何を重視するか。
家具に合わせて家を探すか、家に合わせてこれからずっと住む新しい家のために家具を新調するか、冷静に考えてください。
また、物件も大事ですが、担当者と気が合うかどうかも重要です。
違和感があるなら、できればその担当者から買わない方が良いですね。
この内見の時に色々質問ができますので、前もって準備をして、できるだけ不安は取り除けるよう色々質問をしてください。
そして即決を迫ってくるかもしれませんが、即決する必要はありません。
前もって外から見て検討した後であれば、そこは問題ないでしょう。
6. 購入申込と住宅ローンの事前審査
内見して物件がOKであれば購入申込をしてください。
購入申込は購入申込書という紙で行います。値段の交渉は、このタイミングです。
この購入申込書、買付書とも言うんですけど、この紙に希望の金額を書き込みます。
「私はこの金額なら買います」という意思表示です。
値引きの具体的な金額については、こちらの記事で説明していますので、よかったら参考にしてください。
値段の交渉は担当営業マンと相談をしながら進めていきましょう。
住宅ローンを利用される場合は、住宅ローンの事前審査を同時に受けていただくことになります。
どこの銀行で受けるかは、担当の営業マンと相談して。
弊社のある稲沢市でしたら、十六銀行、大垣共立銀行とか、労金とかになるのでしょうか。
事前審査に必要なもの(必須となります)
- 免許証、
- 保険証、
- 直近の源泉徴収票、
- 車のローンとかある場合は借入の内容が分かるハガキまたは返済予定表など
普段お仕事で平日銀行に行く時間がなければ、日曜日も窓口対応していただけるローンセンターというのもあります。
休みを取らなくてもスムーズに進みます。
審査の結果は、だいたい早い人で2日、遅い人で1週間以内には事前審査の可否がおります。
難しい人ほど回答の結果が遅い傾向にあります。
本当にダメな人は出した瞬間ダメと言われますが、その辺はまたご相談ください。
7. 売買契約
事前審査がOKであれば、売買契約に進むことができます。
売買契約は仲介業者さんの事務所、不動産会社さんの事務所で行います。
売主会社の担当者も来ます。
この時に重要事項説明というのがあって、購入する家の説明を聞いていただきます。
大体この説明は1時間ぐらいかかります。
重要事項説明の後に売買契約書の説明もあり、合わせるとトータルで早くて1時間から大体2時間ぐらいが目安となります。
この時に手付金の支払い、目安は売買代金の大体1割相当額を売主分譲会社に支払って、売買代金の一部の先払いをすることになります。
重要事項説明、売買契約書の説明を聞いて、納得できたら契約書に署名捺印を行い、契約は完了です。
おめでとうございます!
参考に購入の申し込みから売買契約までの期間は、大体目安が7日以内となります。
日曜日に物件を見て購入申し込みを決めたら、遅くても次の日曜日には売買契約ができているという流れになります。
ちょっと忙しいですね。
まとめ
ここまで来れば、新しいお家は他の人に取られなくてよかったねと一安心できます。
改めて流れをおさらいしましょう。
- 最初に予算と場所を決めましょう
- 物件探しをします。ポータルサイトで十分です
- 不動産会社にいきなり問い合わせをするのではなく、自分たちだけで外周りを見に行きましょう
- 内観見学の予約をしてください
- 見学をして担当者にいろいろ質問してみてください
- 購入申込と住宅ローンの利用の場合は、住宅ローンの事前審査を受けてください
- 売買契約。ここまで来れば一安心です
以上が、新築建売住宅の購入の手続きの流れです。いかがでしたか。長くなりましたが、ぜひ参考にしてください。
お困りの際はぜひご相談ください
新築建売住宅の購入は人生の大きな決断です。分からないことや不安なことがあれば、ぜひ稲沢あんしん不動産にご相談ください。26年以上の経験を持つプロフェッショナルが、あなたの理想の家探しをサポートいたします。
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