【初めてのマンション売却】これだけ気をつければ普通に売れる3つのポイント

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稲沢あんしん不動産代表 佐藤の顔写真
マンション管理士 佐藤

国家資格 マンション管理士、宅地建物取引士、他
名古屋市内の4棟(430戸)の管理組合の顧問
マンション査定件数は5,000戸以上
不動産業界は26年以上

https://twitter.com/inazawa_estate
https://www.instagram.com/inazawa.anshin/
https://lin.ee/TPUOMOM

こんにちは、稲沢あんしん不動産の佐藤です。

今日は「中古マンションをこれだけ気をつければ普通に売れる3つのポイント」についてお話しします。

相談者

「マンションを売りたいけど、なかなか売れなかったらどうしよう…」
「思っていた金額より安くなったらどうしよう…」
「もし売れなかったらどうしよう…」

こんな不安、皆さん同じですよ。私も26年以上この仕事をしていますが、お客様からよく聞く悩みです。

でも、大丈夫です!押さえるべきポイントさえ知っていれば、マンションは高い確率で早く売れます。

今回は、私の経験をもとに、マンションを売る時に気をつけるべき3つのポイントをお伝えします。
これを知っておけば、あなたのマンションも普通に売れますよ。

では、さっそく本題に入っていきましょう。

目次

まず押さえておきたい大切なこと

時計にバッテンがついている

皆さんに知っておいてほしいのは、不動産は時間をかけて長い期間売ることが絶対にNGだということです。

なぜかというと、売れないまま時間が経つと、どんどん悪い方向に進んでしまうんです。最終的には売れないか、思っていたよりずっと安い金額で売ることになってしまいます。

私の経験上、販売に時間がかかって高く売れた例はほとんどありません。

考えてみてください。長い間売れ残っている物件を見たら、「何か問題があるのかな?」「もっと待てば値段が下がるかも?」って思いませんか?

中古マンション売却の成約にかかる日数の折れ線グラフ

実は、中古マンションの売却にかかる平均期間は約80日、つまり2ヶ月20日くらいなんです。

ここに契約後の手続きの期間を足すと、だいたい4ヶ月くらいで売却が完了します。

もちろん、1週間で売れることもあれば、半年以上かかることもあります。でも、4ヶ月を目安に考えてみてくださいね。

それじゃあ、具体的なポイントを見ていきましょう。

ポイント1:不動産会社と担当者の選び方

若いセールスマンがお任せくださいと言っている

まず大切なのは、不動産会社と担当者の選び方です。
ここを間違えると、本当は早く高く売れるはずなのに、
全然売れないということになりかねません。

私がお勧めするのは、次の2点です:

  1. 中古マンション売買の経験が豊富で、知識がある
  2. あなたのマンション売却に十分な時間と労力を割ける

特に2番目が重要です。
例えば、100点満点の能力を持つ担当者でも、あなたのマンションに5点分しか力を注げないなら、意味がありません。

なぜかというと、マンション売却では「初速」がとても大事だからです。売り出しと同時に、できるだけたくさんの人の目に留まるようにする必要があります。

具体的には、不動産サイトへの掲載、会社のホームページでの紹介、SNSでの情報発信など、いろいろなことを同時にやらなければいけません。

これには時間も労力もかかります。大手の不動産会社だと、一つの物件にそこまで力を注げないことが多いんです。

稲沢あんしん不動産では、1ヶ月に2件までしか専任媒介を受けません。
そうすることで、一つ一つの物件にしっかり時間をかけられるんです。

【ここがポイント!】
不動産会社を選ぶときは、担当者があなたのマンション売却にどれだけ力を注げるか、しっかり確認してくださいね。

ポイント2:適切な価格設定の重要性

若い女性が早く売れましたと言っている

次に大切なのは、適切な価格設定です。

「できるだけ高く売りたい」というのは、皆さん同じ気持ちだと思います。
でも、ここで大事なのは、相場に合った適正な金額で売り出すことなんです。

私たちの会社では、お客様に相場を理解してもらうために、こんなデータをお見せしています:

  1. そのマンションの過去の売却価格データ
  2. 同じマンションの現在の売り出し価格
  3. 周辺マンションの価格データ

これらを見た上で、最終的に価格を決めていただきます。

例えば、1ヶ月前に同じような部屋が売れていたら、その価格が目安になります。もし、それより高く設定したい場合は、「角部屋だから」「最上階だから」など、はっきりとした理由が必要です。

気をつけてほしいのは、売却依頼をもらいたいがために高い金額を言う不動産会社です。高い査定額を聞くと「うちの良さをわかってくれている」と感じてしまいがちですが、要注意です。

高すぎる価格で売り出すと、売れるまでに時間がかかってしまい、結果的に安く売ることになりかねません。

【ここがポイント!】
価格を決めるときは、「この価格なら自分が買うだろうか」と、買う側の立場になって考えてみてください。

ポイント3:第一印象の重要性

女性が部屋を綺麗に掃除している

最後に大切なのは、お部屋の第一印象です。

心理学で「初頭効果」という言葉があります。これは、最初に受けた印象が強く残るということです。マンション売却でも、この初頭効果がとても重要なんです。

想像してみてください。ネットで見て興味を持った人が、実際にマンションに来ました。建物は思ったより古くて、少しガッカリしています。

そんな状態で、あなたの部屋の玄関を開けたとき、こんな印象だったらどうでしょう?

  • 床がピカピカ
  • 空気がきれい
  • いい香りがする
  • 丁寧に使われている感じがする

きっと「なんか、いい部屋だな」と感じてもらえるはずです。

私は、お客様にはとにかく玄関周りをきれいにするようお願いしています。具体的には:

  1. 徹底的に掃除をする
  2. 床にワックスをかける
  3. 空気を入れ替える
  4. 玄関扉を雑巾で拭く

古くなっているものは仕方ありません。でも、清潔感は出せます。「この家は大切に使われているんだな」という印象を持ってもらえるようにしましょう。

【ここがポイント!】
プロのお掃除屋さんに頼む必要はありません。ホームセンターで買える道具でも十分です。玄関を入った瞬間に「きれいにしているな」と思われるだけで、売れる可能性がグッと上がりますよ。

最後に:長引いてしまったら?

悪い人ががんばって売っていますを言っている前で、女性が本当にうちのマンションを売る努力をしてるの?と悩んでいる

ここまでの3つのポイントを押さえていれば、多くの場合、マンションは順調に売れていきます。

でも、もし3ヶ月経っても売れず、不動産会社が何をしているのかよくわからない…という状況になったら要注意です。

というのも、時間が経っても状況が良くなることはほとんどありません。
むしろ、「長く売れ残っている物件」という悪いイメージがついてしまいます。

私たちプロから見ると、1ヶ月経って売れていない場合、そのままでは売れる可能性は低いと判断します。

そんな時は、こんなことを検討してみてください:

  1. 不動産会社と話し合い、新しい販売方法を考える
  2. 物件の状態や価格を見直す
  3. 広告の方法を変える
  4. 場合によっては、不動産会社を変更する

【ここがポイント!】
売り出してから1ヶ月経ったら、一度立ち止まって状況を確認してみましょう。早めに対策を打つことで、大幅な値下げや売却断念といった最悪の事態を避けられます。

まとめ

黒板に3つのポイントが書かれている
①任せる不動産会社の担当者がどれだけリソースを割くか
②冷静に適正な売り出しの価格で売り出す
③お部屋の第一印象を上げれば初頭効果で成約率アップ

今日お話しした3つのポイントをおさらいしましょう。

  1. 適切な不動産会社と担当者を選ぶ
  2. 相場に合った適切な価格をつける
  3. 第一印象を大切にする

これらのポイントを押さえることで、マンションを早く売ることができます。そして、早く売れるということは、結果的に高く売れるということにつながるんです。

マンションの売却は人生の大きな出来事ですよね。
不安になるのも当然です。
でも、この記事で紹介したポイントを意識して準備すれば、きっと満足のいく結果が得られるはずです。

皆さんのマンション売却が上手くいきますように!何か困ったことがあれば、いつでもご相談くださいね。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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