善光寺東海別院 完全ガイド|戒壇めぐり・御朱印・駐車場(稲沢市祖父江町)

善光寺東海別院の本堂を石段の下から見上げるように撮影した写真。唐破風の大きな向拝と入母屋造りの屋根、金色の飾り金具、左右に下がる白い提灯、両脇に並ぶ石灯籠が写る。晴天の下、本堂の中から出てくる参拝者の姿も小さく写り込んでいる。
佐藤高樹

執筆者:佐藤高樹(稲沢あんしん不動産 代表)
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愛知県稲沢市祖父江町にある善光寺東海別院は、信州(長野県)の善光寺の別院で、地元では「祖父江善光寺」とも呼ばれています。

本尊の下の暗闇を巡る「戒壇めぐり」や、季節ごとの御朱印、6月下旬から咲きはじめる蓮の花で知られ、一年を通して参拝者が訪れます。

この記事では、戒壇めぐり・御朱印・拝観の受付時間、アクセス・駐車場、そして「双蓮」の奇瑞から生まれたという由緒まで、公式サイトの情報をもとにまとめました。

当社は稲沢市祖父江町を含む地域で不動産の売却や空き家のご相談をお受けしている、稲沢あんしん不動産の佐藤です。

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善光寺東海別院とは|「祖父江善光寺」と呼ばれる尾張の別院

善光寺東海別院の本堂を石段の下から見上げるように撮影した写真。唐破風の大きな向拝と入母屋造りの屋根、金色の飾り金具、左右に下がる白い提灯、両脇に並ぶ石灯籠が写る。晴天の下、本堂の中から出てくる参拝者の姿も小さく写り込んでいる。

善光寺東海別院は、愛知県稲沢市祖父江町祖父江南川原にある寺院です。

山号は「双蓮山」といい、信州(長野県)にある善光寺の別院にあたります。地元では「祖父江善光寺」、あるいは「尾張善光寺」とも呼ばれています。

本尊は、信州善光寺と同じ善光寺如来(阿弥陀如来)です。境内には、この本尊にちなんだ「戒壇めぐり」や、福禄寿を祀るお堂などがあります。

大きな一つの本堂を中心に、駐車場も境内のすぐそばにあるため、車での参拝がしやすいのも特徴です。

由緒|一つの茎から二つの花が咲いた「双蓮」の奇瑞

善光寺東海別院は、明治43年(1910年)に創立されました。

創立のきっかけは、当時この土地が蓮田だったころ、一つの茎から二つの花が咲くという珍しい出来事(奇瑞)が起きたことだといわれています。

この「双蓮」のご縁をもとに、開基である旭住上人が、信州善光寺の本坊・大勧進から善光寺如来を勧請し、お寺を開いたと伝わっています。山号「双蓮山」も、この逸話にちなんでいます。

さらにさかのぼると、天正10年(1582年)に織田信長・信雄親子が、信州善光寺の本尊を岐阜から尾張の甚目寺へ移した際、この祖父江のあたりに立ち寄ったという言い伝えも残っています。

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戒壇めぐり|「極楽往生結縁の錠前」を巡る暗闇の参拝

善光寺といえば、本堂の下の真っ暗な回廊を、壁づたいに手探りで進む「戒壇めぐり」がよく知られています。

善光寺東海別院の戒壇めぐりでは、回廊の途中に「極楽往生結縁の錠前」という鍵が取り付けられています。この鍵に触れることで、来世で極楽に生まれ変わるご縁を結ぶとされています。

木製の壁に取り付けられた「極楽往生結縁の錠前」の写真。ステンレス製の金具の下に、蓮の花の彫刻が施された黒い錠前がぶら下がり、下部には南京錠のような留め具が付いている。本山の信州善光寺と同じ形に作られている。
出典:善光寺東海別院公式サイト

この錠前は、戒壇めぐりの改修にあわせて新しく作り替えられたものです。本山にあたる信州善光寺の錠前と、まったく同じ形に作られています。

参拝時には、暗い通路でぼんやり光るブレスレット型のお守りを手首に着けて進みます。

この戒壇めぐりは、平成30年(2018年)3月に全面改修されました。錠前のあたりには、阿弥陀如来・観世音菩薩・勢至菩薩・十六観菩薩の像で極楽浄土のようすを立体的に表した、明るい一角が設けられています。

公式サイトによると、宝樹や宮殿楼閣、蓮の花が咲く宝池が金色に輝き、空には迦陵頻伽・共命鳥という極楽に住むとされる鳥が舞う情景が、立体的に再現されているとのことです。善光寺東海別院が「日本一」と誇る極楽の荘厳です。

戒壇めぐりの回廊内に安置された、金色の極楽浄土の情景を写した3枚の写真。中央に阿弥陀如来・観世音菩薩・勢至菩薩、周囲に金色の菩薩像や白い像が並び、宝樹や宮殿楼閣、青い水の意匠が背景に描かれている。
出典:善光寺東海別院公式サイト

拝観料は、大人300円・小人150円です。

手探りで進む場面もあるため、小さなお子さん連れの方は足元に気をつけてください。ぼんやり光るお守りを頼りに、暗がりの中を進みます。

令和9年 大本堂創建百周年記念 御開帳(2027年4月4日〜6月19日)

善光寺東海別院「御開帳」のポスター画像。令和九年四月四日から六月十九日までの七十七日間、大本堂創建百周年記念として開催される旨と、開扉法要・中日大法要・結願大法要の日程、名鉄尾西線森上駅からのアクセスが書かれている。
出典:善光寺東海別院公式サイト

善光寺東海別院では、令和9年(2027年)4月4日(日)から6月19日(土)までの77日間、御本尊の御開帳が行われます。

ふだんは奥にお隠れになっている御本尊のお姿を、この期間だけ間近で拝むことができます。今回は、大本堂創建百周年を記念した御開帳です。

行事日程は、開扉法要が4月4日(日)、中日大法要が5月8日(月)、結願大法要が6月19日(土)の予定です(公式サイトの情報より)。

善光寺東海別院では、令和3年(2021年)・令和4年(2022年)にも御開帳が行われており、7年に一度を基本に定期的に開催されています。今回はそれとは別に、大本堂創建百周年という節目にあわせた御開帳です。

2027年とまだ先の話ですが、期間が決まっている行事のため、訪れる予定を立てる際の参考にしてください。詳しい内容は、訪れる前に善光寺東海別院(0587-97-0043)へ確認しておくと安心です。

見どころ|蓮の花・珍種の「妙連」・福禄寿

善光寺東海別院の見どころは、戒壇めぐりだけではありません。

6月下旬から8月に見頃を迎える蓮

境内では、世界各地から集めた蓮が育てられています。6月下旬から8月にかけて、色とりどりの花が咲きます。

8月下旬など見頃の終わりに近い時期に訪れる場合は、事前に善光寺東海別院(0587-97-0043)へ確認しておくと安心です。

中には「妙連」と呼ばれる珍しい品種もあります。1つの茎から複数の花が咲き、2,000〜3,000枚ともいわれる花びらで1つの花を作る、たいへん珍しい蓮です。何年かに一度しか咲かないこともあるため、見られたらラッキーな存在です。

尾張七福神の一つ・福禄寿

境内には、福禄寿の像も祀られています。福禄寿は、尾張七福神の一つに数えられており、商売繁盛や健康長寿のご利益があるとされています。

朱塗りの鐘楼と寝釈迦像

善光寺東海別院の朱塗りの鐘楼を正面から見上げるように撮影した写真。大きく反った軒の下に金色の梵鐘が吊るされ、石積みの基壇から石段と手すりが鐘楼へ続く。奥には住宅や電柱が写り込み、晴天の空が広がる。

境内には、朱塗りの鐘楼もあります。大きく反った屋根の下に、金色の梵鐘が吊るされています。

石造りの台座に横たわる寝釈迦像の写真。右手で頭を支えながら横になった姿で、台座の側面には蓮の花の彫刻が施されている。背景には朱塗りの鐘楼の屋根と金色の梵鐘、遠くには住宅街が写る。

鐘楼のそばには、横になった姿の寝釈迦像も安置されています。台座には蓮の花の彫刻が施されています。

ご祈願・供養・葬儀のご案内も充実

善光寺如来のご利益を紹介する境内の案内看板の写真。安産祈願・厄除け祈願などの各種祈願、位牌供養・墓供養などの供養、家族葬・低料金葬儀といった葬儀メニューが一覧で書かれ、下部には永代供養墓の写真も4枚並んでいる。

境内の看板には、安産祈願や厄除け祈願などの各種祈願、位牌供養や墓供養などの供養、家族葬といった葬儀まで、幅広いご案内が掲示されています。

詳しい内容は、訪れる前に善光寺東海別院(0587-97-0043)へ確認しておくと安心です。

御朱印|縁日限定の御朱印は300円

赤色の台紙に「縁日限定 御朱印 300円」と書かれた案内の下に、実際にいただける御朱印の写真。白い和紙に金色の文字で「南無阿弥陀仏」と大きく書かれ、蓮の花をかたどった朱印と複数の朱印が押されている。人物は写っていない。
出典:善光寺東海別院公式サイト

善光寺東海別院では、御本尊のお姿を写した御朱印など、複数の種類の御朱印をいただけます。

毎月8日は「ご縁日」にあたり、この日限定の「善光寺縁日御朱印」(300円)も授与されています。御朱印帳への直書きに対応しており、オリジナルの御朱印帳も用意されています。

御朱印の受付時間や、いただける種類は変わることがあるため、訪れる前に善光寺東海別院(0587-97-0043)へ確認しておくと安心です。

拝観・受付時間、アクセス、駐車場

📍 Googleマップで「善光寺東海別院」へのルートを調べる

拝観・御祈願の受付時間

御祈願の受付は、毎日9:00〜15:30です。

毎月8日のご縁日には、この時間帯に「善光寺縁日御朱印」の授与など縁日限定の行事も加わります。

日によって受付時間が異なることもあるため、訪れる前に善光寺東海別院(0587-97-0043)へ電話で確認しておくと安心です。

電車・車で行く場合

  • 名鉄尾西線・森上駅からタクシーで約5分
  • 東海道新幹線・岐阜羽島駅からタクシーで約15分
  • 名神高速道路・羽島ICから車で南東へ約15分
  • 東名阪自動車道・弥富ICから車で北へ約25分

駐車場

境内には無料駐車場があり、普通車約150台・大型バス約12台が駐車できます(愛知県公式観光サイトAichi Nowの掲載情報より)。台数に限りがあるお祭りなどの日は、周辺の交通ルールに従って参拝してください。

善光寺東海別院の第一駐車場の写真。広いアスファルトの駐車スペースに数台の車が停まり、右手に「第一駐車場 善光寺」と書かれた大きな案内看板が立つ。晴天で駐車場の奥まで広く見渡せる様子が写る。
境内すぐの第一駐車場

初めて行く方へ|初めての参拝の回り方とアクセスの選び方

松の木の奥に善光寺東海別院の本堂が見える境内の参道の写真。石畳の参道の両脇に石灯籠と案内看板が並び、本堂前には多色の幟が掲げられている。右手には工事中の隣接建物も見え、晴天で参拝者の姿はない。

初めての参拝なら、車で行くのが便利です。境内すぐの無料駐車場(普通車約150台)に停められるので、そこから本堂まで歩いてすぐです。名神高速道路「羽島IC」から南東へ約15分、東名阪自動車道「弥富IC」からは北へ約25分が目安です。

電車の場合は、名鉄尾西線「森上」駅からタクシーで約5分です。

初めての回り方

  • まず本堂で参拝し、「戒壇めぐり」(拝観料300円)に挑戦する。暗い回廊だが光るお守りを着けて進むので、小さなお子さん連れでも挑戦しやすい
  • 境内の福禄寿にもお参りする
  • 御朱印は毎月8日のご縁日なら「善光寺縁日御朱印」(300円)がいただける。それ以外の日でも複数種類の御朱印がある
  • 6月下旬〜8月に訪れるなら、境内の蓮の花もあわせて見る

実際に訪れてみた様子

私も、2026年8月の平日に参拝してみました。34度前後の猛暑日で、境内には参拝者もほとんどおらず、静かな時間を過ごせました。

訪れた時はちょうど改修工事の最中で、境内の一角に足場が組まれていました。工事の人の姿もなく、ひっそりとしていました。

本堂に近づくと、センサーに反応してお経の音楽が自動で流れる仕組みになっていて、少し驚きました。

本堂の中は真新しく、境内から外回りまできれいに整えられている印象でした。

駐車場は広く、車を停めてから本堂までは歩いて1〜2分ほどでした。

境内には、天台宗の「根福寺」というお寺もありました。善光寺東海別院との関係ははっきり分かりませんが、お守りなどを授与されている様子でした。

工事用フェンスの奥に見える根福寺の写真。「天台宗 高熊山 根福寺」と刻まれた石碑が立ち、山門には赤い幟が何本も掲げられている。左手には足場を組んだ工事中の建物があり、右手前にはベンチが置かれている。

よくある質問

善光寺東海別院の御朱印はいくらですか?

御本尊のお姿を写した御朱印などがあり、毎月8日のご縁日限定の「善光寺縁日御朱印」は300円です。種類によって料金や授与できる日が異なるため、訪れる前に確認しておくと安心です。

戒壇めぐりとは何ですか?拝観料はいくらですか?

本堂の下の暗い回廊を、ぼんやり光るお守りを頼りに進み、極楽浄土のようすを立体的に表した明るい一角で「極楽往生結縁の錠前」に触れる参拝方法です。拝観料は大人300円・小人150円です。

駐車場はありますか?

境内に無料駐車場があり、自家用車・大型バスとも駐車できます。

アクセス方法を教えてください。

電車の場合、名鉄尾西線・森上駅からタクシーで約5分です。車の場合、名神高速道路・羽島ICから南東へ約15分です。

御朱印や御祈願の受付時間を教えてください。

御祈願の受付は毎日9:00〜15:30です。御朱印の受付時間は種類や日によって変わることがあるため、事前に善光寺東海別院(0587-97-0043)へ確認するのが確実です。

まとめ

善光寺東海別院は、一つの茎から二つの花が咲いた「双蓮」の奇瑞から生まれたと伝わる、信州善光寺の別院です。

真っ暗な回廊を進む「戒壇めぐり」、季節ごとの御朱印、6月下旬からの蓮の花まで、一年を通して見どころのあるお寺です。

稲沢市祖父江町には、ほかにもサリオパーク祖父江祖父江ぎんなんパーク、秋にはそぶえイチョウ黄葉まつりなど、家族で楽しめるスポットが集まっています。寺社めぐりなら矢合観音も足を延ばしてみてください。稲沢市内では、国府宮神社(尾張大國霊神社)完全ガイドもあわせてご覧ください。

稲沢市祖父江町は、川と田畑に囲まれた落ち着いたまちです。当社・稲沢あんしん不動産では、祖父江町を含む稲沢市内で、実家や空き家の売却相談をお受けしています。まずは今の状況を整理するところからで大丈夫です。稲沢市の実家・空き家相談はこちら

稲沢あんしん不動産 代表:佐藤高樹 電話:0587-33-5620(10:00〜18:00・火水定休)

善光寺東海別院の本堂を石段の下から見上げるように撮影した写真。唐破風の大きな向拝と入母屋造りの屋根、金色の飾り金具、左右に下がる白い提灯、両脇に並ぶ石灯籠が写る。晴天の下、本堂の中から出てくる参拝者の姿も小さく写り込んでいる。

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