足場解体前検査　マンション大規模修繕工事の成功のために必要なこととは？

本日は寒かったですね

昨日までの気温は１５度前後だったのが
今日の日中の気温は９度前後でした
（寒いわけです）

急に気温が下がったタイミングの本日は
朝から夕方まで
大規模修繕コンサルティングの依頼先マンションの
足場解体前検査の日でした。

工事期間が追加工事などで延長になっていたのですが
足場があると陽が入りずらいので
気持ちよく年が越せるように
工期延長が決まった段階で
南側の足場だけは
年末までに撤去することを目標としていました。

足場解体前検査

今回の検査は
最上階の部屋（13階）から順番に
建物の外壁
および
すべての部屋のバルコニーに
足場から入り込み
壁面・天井面・床面のすべての仕上がりをチェックです。

作業自体は非常に地味で
ひたすら顔を床面や壁面へ近づけ
塗装面の「透け」（下地が見えている箇所）がないか
タイルの「欠け」も
モルタル成形の「巣穴」「ピンホール」がないか等
項目を上げればキリがないですが
仕上げのチェックです。

作業は施工会社の現場代理人と
我々、マンション管理士2名で行います。

朝１０時からスタートして
検査完了は夕方の４時過ぎでした。

寒くなる事は予測できていたので
防寒対策は万全で
思ったより寒くはなかったのですが
疲労で今は足が重いです。　

今日1日、息つく暇もなく部屋から部屋を回る作業でした。

大規模修繕工事を成功させるために、必要なことは？

大規模修繕工事を成功させるためには
必要な工事を
信頼できる業者を探し
適正な金額で依頼することはもちろんですが

本当に成功させようと思うのであれば
施工検査に
第三者のプロに依頼することです。

高額の金額をかけた修繕でも
残念ながら仕上がりが不完全だと
せっかくの工事が無駄になります。

例えばコーキングがうまく回ってなければ
雨が侵入してきてコンクリートの爆裂や
タイル剥がれの原因となります

塗料がきちんと塗れていなければ
塗膜剥離の原因となります。

あなたのマンションの大規模修繕工事は
工事の進捗にごとに、プロの目で検査をしていますか？

施工会社の自主検査はあたりまでです。
施工会社が本当にきちんと工事やっているかの検査が必要です。

大切なお家を守るためです。
検査は利害関係のない第三者の我々のような専門家にご相談をしてみてください。

もっと早く頼めばよかったときっと思いますよ。