不動産の売却の知識– 初めての売却も伴走型の売却サポートで安心 –
こんにちは。稲沢あんしん不動産の佐藤です。
「なるべく高く売りたいけど、どうすればいいんだろう...」
「失敗したくないけど、何から始めればいいのか分からない...」
「不動産会社を信用して大丈夫かな...」
不動産売却を考え始めると、誰もがこんな不安を抱えます。
私は26年以上、不動産業界で数多くの売却相談に携わってきました。 その経験から、一つ確信していることがあります。
それは、不動産売却には意外な落とし穴が潜んでいるということ。
だからこそ、売却を終えたお客様から、こんな言葉をよく耳にします。
「もっと早く相談しておけば、こんなに苦労しなくて済んだのに...」
「最初から佐藤さんに相談していれば、もっと良い条件で売れたかもしれない...」
例えば、こんな失敗例をよく耳にします:
- 相場より高い価格で売り出したために、3ヶ月以上売れ残って結局値下げすることに
- 大手だからと思って任せていたら、余計な費用がかかり、損をしてしまった
- ある不動産会社に任せたら結局何もしてくれず、予想以上の手間と時間がかかってしまった
不動産売却は人生で何度も経験することではありません。 だからこそ、最初の一歩で間違えないことが極めて重要なのです。
この記事では、私の26年以上の経験をもとに、
- 不動産売却の進め方の全体像
- 売却にかかる費用
- 売却に必要な書類など
をお伝えします。まずは基本的な売却の知識を確認して、もっと知りたい場合は、記事の中に詳細な説明のリンクも設置してますので、よかったらそちらもご覧ください。
売却の種類と特徴:あなたの不動産売却、このままでは損をするかもしれません

不動産売却の方法は大きく分けて3つありますが、選び方を間違えると取り返しのつかない損失を被る可能性があります。
実際に私が見てきた失敗例をご紹介します:
「大手だから安心」と思って仲介を依頼したAさん → 担当者が頻繁に変わり、3ヶ月間ほとんど活動してもらえず、500万円も値下げすることに...
「早く売りたい」と買取を選んだBさん → 業者選びを誤り、相場より800万円も安く買い取られてしまいました...
「誰でもいいや」と近所の不動産会社に任せたCさん → 不適切な価格設定で半年以上売れ残り、結局大幅値下げを余儀なくされました...
不動産売却の種類と特徴:あなたに合った売却方法は?

不動産売却の方法は大きく分けて3つあります。 どの方法を選ぶかで、売却価格も手間も期間も大きく変わってきます。
売却方法の比較表
項目 | 仲介売却 | 買取 | 任意売却 |
---|---|---|---|
特徴 | 不動産会社が買主を探す | 不動産会社が直接買い取る | ローン返済困難時の売却方法 |
売却価格 | 市場価格で売却可能 | 市場価格より2〜3割安い | 競売より高値が期待できる |
売却期間 | 1〜3ヶ月程度 | 最短1週間程度 | 3ヶ月以上 |
手間 | 内覧対応など必要 | ほとんどなし | 金融機関との交渉が必要 |
仲介手数料 | 必要 | 不要 | 必要 |
向いている人 | ・高く売りたい・時間に余裕がある ・専門家に相談したい | ・早く売りたい・手間をかけたくない ・確実に売りたい | ・競売を避けたい・債務を整理したい ・金融機関と交渉したい |
注意点 | ・買主が見つかるまで時間がかかる ・内覧対応の負担あり | ・市場価格より安くなる ・業者選びが重要 | ・金融機関の同意が必要 ・時間がかかる |
このように、それぞれの売却方法にはメリットとデメリットがあります。
あなたの状況に合った最適な売却方法を見つけるためには、専門家への相談がおすすめです。
不動産売却の流れ:ここを間違えると高値売却のチャンスを逃します

売却の流れは以下の7ステップです。ただし、各ステップで失敗のリスクが潜んでいます。
ステップ | やるべきこと | よくある失敗 |
---|---|---|
1. 売却準備 | ・売却理由の明確化・情報収集 ・必要書類の準備 | ・準備不足で売却開始が遅れる ・必要書類の紛失に気づかない |
2. 会社選び・査定依頼 | ・会社選び ・査定額の検討 | ・会社の規模だけで判断して親身に対応してもらえない ・価格の根拠を理解せずすすめる |
3. 媒介契約 | ・契約内容の確認 ・価格設定の決定 | ・契約内容を理解せずに契約 ・高すぎる価格設定 |
4. 売却活動 | ・広告掲載 ・内覧対応 | ・内覧準備が不十分 ・不動産会社任せにする |
5. 売買契約 | ・条件の確認 ・価格交渉 | ・契約内容の確認不足 ・拙速な判断での契約 |
6. 引渡し・決済 | ・物件の明渡し ・売買代金の受領 | ・引越し遅延 ・残置物の処理ミス |
7. 確定申告 | ・必要書類の準備 ・税金の計算 | ・申告漏れ ・控除の見落とし |
売却にかかる費用:知らないと損する重要ポイント

不動産売却にかかる費用は、大きく分けて以下のものがあります。
- 仲介手数料
- 印紙税
- 登記費用
- 測量費用(場合による)
- 解体費用(場合による)
- その他費用(引越し費用、ハウスクリーニング費用など)
それぞれの費用について、詳しく見ていきましょう。
費用項目 | 概要 | 目安 | 支払時期 |
---|---|---|---|
仲介手数料 | 不動産会社に仲介を依頼した場合に支払う手数料。成功報酬型。 | 売買価格 × 3% + 6万円 + 消費税 (速算式) | 売買契約時と決済・引渡し時の2回に分けて支払うのが一般的 |
印紙税 | 不動産売買契約書に貼付する税金。契約金額によって税額が異なる。 | 契約金額に応じた印紙税額表を参照 | 不動産売買契約締結時 |
登記費用(司法書士への報酬) | 抵当権抹消登記などの登記手続きを司法書士に依頼した場合に支払う報酬。 | 抵当権抹消登記:1万円~2万円程度、住所変更登記:1万円~2万円程度など | 登記手続き完了後 |
確定測量費用 | 土地の境界を確定するために測量を行う場合に発生する費用。隣地との境界が不明確な場合など。 | 40万円万円程度(土地の形状、面積、境界確定の状況による) | 測量後 |
解体費用 | 古家付きの不動産を売却する際に、建物を解体する場合に発生する費用。 | 木造住宅:30坪で約150万円程度(建物の構造、坪数、立地条件による) | 解体工事完了後 |
その他費用 | 引越し費用、ハウスクリーニング費用、不用品処分費用など。 | 個別の状況による | 個別のサービス利用時 |
不動産売却に必要な書類:これが揃わないと売却できません

書類の準備不足で売却時期を逃すケースが稀にありますので気をつけてくださいね。
不動産売却に必要な書類
書類名 | 土地 | マンション | 一戸建て | 備考 |
---|---|---|---|---|
共通書類 | ||||
本人確認書類 | 〇 | 〇 | 〇 | 運転免許証、パスポートなど |
実印 | 〇 | 〇 | 〇 | |
印鑑証明書 | 〇 | 〇 | 〇 | 市区町村役場で発行 |
登記済証(権利証)または登記識別情報 | 〇 | 〇 | 〇 | |
固定資産税納税通知書 | 〇 | 〇 | 〇 | |
固定資産税評価証明書 | 〇 | 〇 | 〇 | |
土地 | ||||
地積測量図 | 〇 | - | 〇 | |
マンション | ||||
管理規約 | - | 〇 | - | |
パンフレット | - | 〇 | - | |
間取り図 | - | 〇 | - | |
定期総会資料(3期分) | - | △ | - | 可能な限り |
一戸建て | ||||
建築確認済証 | - | - | 〇 | |
検査済証 | - | - | 〇 | |
間取り図 | - | - | 〇 | |
その他 | ||||
住宅ローン抹消書類 | △ | △ | △ | 住宅ローンがある場合 |
凡例
- 〇:必須
- △:場合により必要
- -:不要
注意点
- 上記以外にも、物件によっては追加で書類が必要になる場合があります。
- 書類によっては、取得に時間がかかるものがありますので、早めに準備することをおすすめします。
- 不動産会社に相談することで、必要な書類や手続きについて詳しく教えてもらえます。
不動産売却の落とし穴に気をつけて
相場を知らない不動産会社に任せてしまう

地域の相場を把握していない
適切な価格設定ができない
効果的な販売戦略が立てられない
売却活動が消極的な会社に依頼してしまう
している太ったおじさん(中年男性)のイラストです。.png)
「待ち」の営業スタイル
効果的な販売活動をしない
購入希望者への積極的なアプローチがない
経験不足の担当者に任せてしまう

物件の価値を適切に評価できない
購入希望者との交渉が未熟
トラブル対応が後手に回る
まとめ:稲沢あんしん不動産が選ばれる3つの理由
26年以上の実績から、多くのお客様に選ばれている理由をご紹介します。
26年以上の実績から、多くのお客様に選ばれている理由をご紹介します。
地域密着だからできる的確な相場判断

- 5,000件以上の査定・売却実績
- 稲沢市を中心とした地域特性を熟知
- 豊富な相場データベース
経験豊富なプロフェッショナルによる完全サポート

- マンツーマン担当制で安心
- 定期的な経過報告で状況が把握できる
- 豊富な資格に裏付けられた専門性
業界トップクラスの販売力

- 独自の販売戦略
- 豊富な購入希望者データベース
- 積極的な営業活動
初めての不動産売却
「なるべく良い条件で売りたい」
「親身になって対応してほしい」
「素早い対応で安心したい」
そんな思いをお持ちの方には、 弊社の「伴走型売却サポート」が ぴったりです。
売却を検討されている皆様の声を 27年間聞いてきた私だからこそ、 お客様の不安に寄り添い、 一緒に最適な売却方法を見つけることができます。
不動産の売却って、 誰でも不安なものです。
でも大丈夫。
弊社の伴走型サポートなら、 売却のプロが あなたに寄り添って 一歩一歩進めていきます。
ぜひ一度、 ご相談ください。
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