稲沢市の夏の風物詩!国府宮除疫祭並輪くぐり(茅の輪くぐり)

稲沢市国府宮神社の除疫祭で設置された茅の輪くぐり用の茅の輪

今回は、稲沢市にお住まいの方も、これから稲沢市での暮らしをお考えの方も、ぜひ知っていただきたい伝統行事「除疫祭並輪くぐり(じょえきさいへいわくぐり)」についてご紹介します。

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愛知県稲沢市の不動産会社稲沢あんしん不動産の代表 佐藤高樹の顔写真

佐藤高樹(稲沢あんしん不動産 代表)
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令和7年7月31日 行ってきた記録

2025年7月31日午後7時に行ってきました。

国府宮神社の前の道路は歩行者天国になっていて
車は通れないようになってます。

神社の参道には
屋台が営業してます。
なんか賑わっていていいですね。

神社の境内も人がたくさん来てます。

でも、思ったよりも少ない感じ。

ほとんど並ばずに
茅の輪をくぐることができました。

去年はかなり長い列ができてた記憶があったのですが
時間が早かったのかな。
これから人が増えそうですね。

ここに来る前に
事務所でしっかり体を人形で撫でてきました。

これできれいな体で過ごせます。

短冊もあったので
「稲沢あんしん不動産が商売繁盛しますように」と書かせていただきました。

笹にしっかり結んできました。
これで商売繁盛です。

よし、これでもっと仕事をがんばろ!

除疫祭並輪くぐりとは

除疫祭並輪くぐり(じょえきさいへいわくぐり)は、「茅輪神事(ちのわしんじ)」や「茅の輪くぐり」とも呼ばれる、稲沢市の夏を代表する伝統行事です。

毎年7月31日、尾張大國霊神社(国府宮)で開催され、夏の疫病や災厄を祓い、無病息災を祈願する神事として地域の皆さんに親しまれています。

国府宮は、私たち稲沢あんしん不動産の事務所からも徒歩1分という場所にあり、日頃から地域の皆さんの憩いの場となっています。この行事の特徴は、茅(ちがや)という植物で作られた大きな輪をくぐることで、心身の穢れを祓い清めるという点にあります。

国府宮では拝殿前に茅の輪が設置され、17時からの除疫祭終了後、翌朝まで自由に茅の輪をくぐることができます。全国各地の神社で行われる「夏越の祓(なごしのはらえ)」は主に6月30日に行われるのに対し、国府宮の除疫祭は7月31日に行われる点が特徴的です。これは、旧暦の考え方に基づくものと言われています。

地域に息づく伝統の価値

稲沢市国府宮神社の拝殿と七夕飾り
除疫祭当日の国府宮神社拝殿。右側には七夕の笹飾りが設置され、参拝者が願い事を込めた短冊を飾っています。

不動産業界で長年働いていると、「街の魅力」とは何かを常に考えさせられます。稲沢市の魅力の一つは、こうした伝統行事が今も地域に根付いて続いていることだと感じています。

国府宮神社では、「この輪をくぐると夏病をしない」と信仰されており、盛夏を迎えるこの時期に、夏の疫病から身を守る意味が込められています。現代においても、多くの方がこの伝統を大切にしていることは、稲沢市の魅力の一つではないでしょうか。

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行事の歴史と由来

茅の輪くぐりの起源は、日本神話にまでさかのぼります。国府宮の公式サイトには次のような由来が記されています。

昔、「ソミンショウライ」と云う人が「スサノウノミコト」より、「疫病が流行るので茅の輪を腰に巻きそれを防ぎなさい」との助言を受け、その通りにしたところ、村人が疫病にかからなかったとの説話から由来する。

より詳しく説明すると、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が旅の途中で、蘇民将来(そみんしょうらい)と巨旦将来(こたんしょうらい)という兄弟のところで宿を求めました。裕福な巨旦将来は断りましたが、貧しい生活をしていた蘇民将来は素戔嗚尊を厚くもてなしました。

その後、素戔嗚尊は恩返しとして蘇民将来に「もし悪い病気が流行することがあれば、茅の輪を作って腰につけなさい」とアドバイスしました。その言葉通りにしたところ、後に疫病が流行した際、蘇民将来の一族だけが無事だったという伝説があります。

この神話から、茅の輪には疫病を防ぐ霊力があるとされ、江戸時代には庶民の間でも広く行われるようになりました。現在の国府宮での除疫祭も、この伝統を受け継いだものです。

茅の輪の意味と作り方

茅の輪は、茅(ちがや)というイネ科の多年草で作られています。茅は葉先が剣のように鋭いことから、邪気を払う力があると古くから信じられてきました。

茅の輪の作り方は、まず茅を刈り取り、それを束ねて綱を作ります。その綱を円形に編んで大きな輪を作り上げるのです。神社によって大きさは異なりますが、人がくぐれる程度の大きさに作られます。

国府宮では、拝殿前に大きな茅の輪が設置されます。茅の輪をくぐることで身体の穢れを祓い清め、夏の疫病から身を守るための重要な意味を持っています。

茅の輪くぐりの正しいくぐり方

茅の輪くぐりには、正式な作法があります。国府宮に設置されている案内板によると、以下の手順で行います:

  1. 正面にて一礼の後、輪をくぐり左へ廻る
  2. 次に右へ廻り、正面に至り輪をくぐり
  3. 次に又、再び正面に至り輪をくぐり抜ける

この左→右→真ん中とくぐる動作は、「8の字」を描くようにくぐることで、より効果的に穢れを祓うと言われています。くぐる回数には、それぞれ「罪を払う」「穢れを払う」「災いを払う」という意味が込められています。

輪をくぐりながら、次のように繰り返し唱えます

「蘇民将来、蘇民将来」(そみんしょうらい、そみんしょうらい)

注意点として、茅の輪くぐりをして参拝が終わったら、すでに清められているため、帰り道では茅の輪はくぐらないようにしましょう。また、茅の輪から草を引き抜いたり持ち帰ったりすることは厳禁です。

人形(ひとがた)による厄祓い

稲沢市国府宮神社除疫祭の七夕まつりと人形納箱が設置されたテーブル
除疫祭当日に境内に設置される七夕の短冊や人形(ひとがた)による厄祓いのためのテーブル。参拝者が自由に利用できます。
国府宮神社の人形納箱と厄祓い方法の説明書き
「人形納箱(ひとがた)」と書かれた納箱と、人形による厄祓いの方法を説明した案内書。
国府宮神社除疫祭の人形(ひとがた)と説明書
厄祓いに使用する人形(ひとがた)が入った竹かご。白い紙を人の形に切ったもので、身体を撫でて厄を移します。
国府宮神社除疫祭の七夕短冊と人形による厄祓いセット
「七夕まつり」の看板とともに設置された短冊と人形。「短冊に願事を書いて笹に付けます」の案内があります。

除疫祭当日の境内では、茅の輪くぐり以外にも、伝統的な厄祓いの方法が用意されています。その一つが「人形(ひとがた)」を使った厄祓いです。

人形とは、白い紙を人の形に切ったもので、これに自分の名前や年齢を書き、身体を撫でることで穢れや災いを移し、それを神社に納めることで厄祓いを行う古来からの方法です。

当日は境内に「人形納箱」が設置され、参拝者が自由に人形を使って厄祓いを行うことができます。また、七夕の季節ということもあり、短冊に願い事を書いて笹に付ける「七夕まつり」も同時に行われ、多くの方が様々な方法で無病息災を願います。

これらの厄祓いの方法は、茅の輪くぐりと合わせて行うことで、より一層の効果があるとされています。

除疫祭の当日の流れ

国府宮での除疫祭並輪くぐりの当日のスケジュールは以下の通りです:

  • 開催日時: 2025年7月31日(木)
  • 開始時間: 17:00~
  • 終了時間: 20:30頃
  • 場所: 尾張大國霊神社 国府宮 拝殿前

除疫祭自体は午後5時頃から神職によって執り行われ、その後、輪くぐりが可能になります。茅の輪は翌朝まで設置されていますので、混雑を避けて夜遅くや翌朝早くに訪れることも可能です。

また、除疫祭終了後から午後8時半頃までの間は、各ご家庭の夏病み除け・無病息災・家内安全のご祈祷も行われています。ご祈祷を希望される方は、初穂料(1件・1家族につき2,000円)を納めることで受けられます。個人での受付も可能です。

さらに、厄除祈祷などその他のご祈願も上記時間まで受け付けています(初穂料は通常通り、例えば厄除祈祷の場合は1名につき5,000円以上となります)。

アクセス情報と周辺観光

稲沢市国府宮神社境内の七夕飾り
除疫祭当日の国府宮神社境内に飾られた七夕の笹飾り。色とりどりの短冊が風に揺れています。

アクセス方法

電車でのアクセス:

  • 名鉄「名古屋」駅から「国府宮」駅下車。徒歩5分
  • JR「名古屋」駅から「稲沢」駅下車。徒歩20分

車でのアクセス:

  • 名古屋高速16号一宮線「西春出口料金所」より約15分
  • 駐車場あり(ただし、行事当日は混雑が予想されます)

稲沢市の魅力を感じる周辺スポット

除疫祭並輪くぐりに参加した後は、稲沢市内の観光スポットも巡ってみてはいかがでしょうか。

  1. 稲沢市荻須記念美術館 – 稲沢市出身でパリを中心に活躍した画家・荻須高徳の作品を鑑賞できます。
  2. 矢合観音 – 愛知県稲沢市にある観音様として有名な寺院です。本尊は「十一面観世音菩薩」。
  3. 美濃路稲葉宿本陣跡ひろば – 美濃路の宿場であった稲葉宿の本陣跡で、江戸時代の面影を感じられます。
  4. 長光寺(六角堂) – 六角堂の通称で親しまれている臨済宗妙心寺派のお寺です。独特の建築様式が特徴。

これらのスポットは国府宮からそれほど遠くないため、半日〜1日のプランとして組み合わせるのがおすすめです。

年間を通じて楽しめる稲沢市のイベント

国府宮では除疫祭以外にも、一年を通して様々な行事が行われています。

また、稲沢市全体でも魅力的なイベントが豊富です:

こうした年間を通じたイベントの豊富さも、稲沢市の住みやすさの一つだと感じています。

まとめ

今回は、稲沢市の夏の風物詩である国府宮の「除疫祭並輪くぐり(茅の輪くぐり)」について、地域に根ざした不動産屋の視点からご紹介しました。

毎年7月31日に行われるこの伝統行事は、古来より伝わる疫病退散・無病息災の祈願方法として、今も多くの方に親しまれています。茅の輪をくぐる単純な動作の中に、先人の知恵と祈り、そして地域の皆さんの絆が込められているのです。

2025年7月31日も17時から国府宮で除疫祭が執り行われます。お時間のある方は、ぜひ実際に足を運んでみてください。茅の輪をくぐり、心身を清め、夏の疫病から身を守る体験をされてはいかがでしょうか。

また、国府宮周辺には多くの観光スポットもありますので、稲沢市の魅力を存分に堪能していただければ幸いです。

稲沢市での不動産のことなら、どんなことでもお気軽にご相談ください。地域を知り尽くした私たちが、あなたの暮らしを全力でサポートいたします。


稲沢あんしん不動産
代表:佐藤
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