【初めての新築建売の購入】2500万円の新築、諸費用も全部住宅ローンに

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佐藤高樹

執筆者:佐藤高樹(稲沢あんしん不動産 代表)
宅地建物取引士・公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)/業界28年・査定実績5,000件超
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「2500万円の家を買うなら、結局、全部でいくら用意すればいいの?」

初めて家を買う方から、いちばんよく聞かれる質問がこれです。物件価格は出ていても、その先にかかるお金が見えない。だから一歩が踏み出せない。気持ちはよく分かります。

そこで今回は、実際に一宮市で2500万円の新築建売を買ったケースを、明細ごと全部お見せします。しかも自己資金ゼロ、諸費用も追加オプション100万円分も含めて、住宅ローン1本でまかなった例です。

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まず結論、総額と毎月の返済

先に答えからお伝えします。

このケースの総額は 26,652,490円。物件の2500万円に、諸費用や追加オプションが乗った金額です。

そしてこれを35年返済・変動金利0.48%の住宅ローンにすると、毎月の返済は69,074円 になりました。

「思ったより、いけるかも」と感じた方が多いのではないでしょうか。実際このあたりは、稲沢や一宮できれいめの2LDK・駐車場2台を借りた場合の家賃相場(だいたい月7〜8万円)とほぼ同じか、むしろ少し下です。

ただ、これは数字の結論だけ。初めての方には「で、この中身は何なの?」が大事だと思うので、内訳を順番にほどいていきますね。

諸費用の内訳をひとつずつ

新築建売の諸費用の内訳を示す図解

物件価格の外側にかかるお金を、項目ごとに見ていきます。

登記まわり

表示登記:9万円。 新築の建物を「ここに、こういう建物があります」と登録する手続きで、新築では必ず出てくる費用です。

登記費用(所有権の保存・移転、抵当権設定)。 土地と建物の名義をご自身に移し、住宅ローンの担保(抵当権)を設定するための費用です。司法書士さんへの報酬と登録免許税が中身になります。

保険・ローンまわり

火災保険料。 これも欠かせません。今回は5年一括・地震保険ありで組みました。気をつけたいのは、不動産会社が代理店として出してくる提案は高めなことがある点。当社は保険の代理店をやっていないので、どこで入っても中立にお話しできます。保証がスカスカで安いだけのものを選ぶと入る意味が半減するので、どこが合うかはご相談に乗っていますよ。

ローン保証料。 銀行の保証会社に払うお金で、一括払いか金利上乗せかを選べます。今回は金利上乗せにして、保証料そのものは0円。一般的には0.2%の上乗せが多いところ、今回の銀行は0.1%でやってもらえました。そうなると一括払いより上乗せのほうが得になるので、この選び方にしています。ちなみに一括払いを選ぶと、参考までに550,393円ほどでした。

ローン事務手数料:55,000円。 銀行に支払う手数料です。

印紙・清算金

収入印紙代(売買契約書):1万円。 契約書に貼る印紙です。

収入印紙代(住宅ローン契約書)。 こちらも印紙で、借入金額によって変わります。

固定資産税の日割り清算金。 引き渡し日からあとの分を、買主側で日割り負担する精算です。

仲介手数料・事務手数料

ここは当社ならではの部分です。

仲介手数料:本来なら約89万円。 2500万円クラスだと正規の上限はこのくらいになります。ただ当社は、新築物件は仲介手数料を無料にしています。

事務手数料・ローン事務代行手数料。 一般的にそれぞれ11万円前後かかることが多い項目ですが、当社ではどちらも無料です。

つまり、本来なら100万円を超えてくるこの3つが、今回はまるごと差し引かれている形です。

追加オプション

家具・設備など:約100万円。 今回はエアコンやカーテンなど、新生活で必要になるものを100万円ほど見込みました。住み始めて何も揃っていないと、やっぱり寂しいですからね。これも含めてローンに組み込んでいます。

こうして全部を合わせて、総額26,652,490円。そのうえで毎月69,074円という形に着地しました。

見落としがちな2つの落とし穴

数字には出てきませんが、買う前に頭に入れておいてほしいお金が2つあります。

町内会費(入会金)

地域によっては入会金が10万円〜30万円かかることがあります。これが意外な盲点で、売買と直接は関係しないため、調べること自体を知らない会社も少なくありません。当社では、近隣の方に直接うかがって確認するようにしています。

不動産取得税

引き渡しから3〜6ヶ月ほど経つと、愛知県から請求が届きます。今回の物件は軽減措置のおかげでかかりませんでしたが、ケースによっては発生します。念のため5万円〜10万円ほど見ておくと安心です。

中古を探し回る前に、新築も並べてみる

当社にお家探しの問い合わせが来る金額帯は、ちょうど2500万円前後がボリュームゾーンです。

この価格帯だと、無理して中古住宅を探し回るより、新築の一戸建ても一度並べて見てみたほうがいいですよ、とお伝えすることがよくあります。仲介手数料が無料になる分、総額の差が思ったより縮まるケースがあるからです。

以前は若い方限定で新築の仲介手数料無料をやっていましたが、今は年齢の制限なく対応しています。実務28年とGoogleの口コミを見ていただければ、どんな進め方をしているかは伝わるかと思います。家を買いたい、できれば丁寧に対応してくれるところがいい。そう探している段階からでも、気軽に購入の相談に来てもらえたらうれしいです。

よくある質問

Q. 自己資金ゼロでも、本当に住宅ローンだけで買えますか? A. 物件によりますが、今回のように諸費用や追加オプションまで含めてローンに組めるケースはあります。借入額や金利、ご職業などの条件次第なので、一概には言えません。資金計画の段階からご相談いただければ、無理のない組み方を一緒に考えます。

Q. 2500万円の新築だと、諸費用はどのくらい見ておけばいいですか? A. 仲介手数料が通常どおりかかる会社だと、諸費用だけで100万円を超えることも珍しくありません。今回のように手数料が無料になると、その分が大きく抑えられます。中古と比較したい方は[2500万円の中古住宅を買うときの諸費用](https://inazawa.estate/chuko-jutaku-shohi-2500man-guide/)の記事も参考にしてみてください。

Q. 火災保険はどこで入るのがいいですか? A. 不動産会社経由の提案が必ずしも安いとは限りません。当社は保険代理店ではないので、中立の立場でお話しできます。保証の中身と保険料のバランスを見て選ぶのがおすすめです。

Q. 毎月7万円弱なら、賃貸より得ということですか? A. 単純な家賃比較ではそう見えますが、固定資産税や修繕など持ち家ならではの支出もあります。トータルで考える話なので、[賃貸と購入で迷ったときの考え方](https://inazawa.estate/sagasikata-keiyaku/)もあわせて見てもらえると判断しやすいと思います。

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なお、本記事の税金に関する記述は一般的な解説です。個別のケースについては、税理士または所轄の税務署にご確認ください。

ここまで読んで「うちの場合はどうなんだろう」と感じた方は、
状況の整理からご相談ください。

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