【業界の裏側】あなたの不動産がいつまでも売れない2つの理由
- 売れない物件の2つの真実
- 業界の構造的な問題
- 失敗しない不動産会社の選び方
- 28年のプロが教える避けるべき罠
「今、頼んでいる不動産会社、全然売ってくれなくて…」
「頼んでいるところ、全然何もやってくれないんです」
「だから相談したいんですけど…」
このような相談を時々いただく一方で、 「これから不動産会社を選ぶけど、どこに頼めばいいか分からない」 という相談も非常に多くいただきます。
あなたも今、こんな不安を抱えていませんか?
【既に不動産会社に任せている方】
「任せた不動産会社が全然何もやってくれない…」
「本当に営業活動をしてくれているのか分からない…」
「このまま任せ続けて大丈夫だろうか…」
【これから不動産会社を選ぼうとしている方】
「どの不動産会社を選べばいいのか分からない…」
「ちゃんと売却活動をしてくれる会社はどこ?」
「騙されたり、適当に扱われたりしないだろうか…」
どちらの状況の方にも、この記事は必ずお役に立てるはずです。
実は、このような相談を受けるたびに、 業界にいる私だからこそ分かる不都合な真実があることを痛感します。
魔法のような方法はありません。 でも、業界の裏側を知れば、失敗を避けることはできます。
今回は私の28年の経験をもとに、 業界が隠したがる売れない物件の2つの真実と、 初めての不動産売却で騙されないための重要なポイントをお話しします。

佐藤高樹(稲沢あんしん不動産 代表)
詳しいプロフィールはこちら
不動産業界28年の経験で、初めて不動産を売る方を伴走型サポートで、しっかりと結果が出ています。あなたの不動産売却に私の持っているリソースを集中させて早期売却・高値売却を一緒に目指します!
✓ 宅地建物取引士、不動産コンサルティングマスター、マンション管理士
✓ 稲沢市・一宮市・清須市・あま市での豊富な実績
✓ 不動産査定件数5,000件以上
✓ 相続・空き家問題解決の専門家として地域密着
「佐藤さんに相談すれば必ず解決してくれる」と言われる存在を目指しています。不動産の売却、実家の相続、空き家活用、住み替え相談など、まずは無料相談からお気軽にどうぞ。
稲沢あんしん不動産(国府宮神社から徒歩1分)
https://www.youtube.com/@inazawa-estate
https://www.instagram.com/inazawa.anshin/
https://x.com/inazawa_estate
業界28年で見えてきた「売れない相談」の裏事情

「今、まかせている不動産会社が何もしてくれなくて…」
「稲沢あんしん不動産に変更したら売っていただけるんでしょうか?」
このような相談を時々いただきますが、 業界にいるからこそ正直にお伝えします。
弊社に依頼していただいても、正直言って難しいケースがほとんどです。
これは業界の人間なら誰でも知っていることですが、 お客様には言いたがらない真実があります。
これまでの経験から言うと、 3ヶ月以上売れていない物件の約8割は、根本的な問題があります。
そのため、そういった相談があった場合は正直に 「弊社でも売れない可能性が高い」ことをお伝えし、 丁寧にお断りすることがほとんどです。
なぜこんなことが起こるのか、 業界の内側からその理由を詳しく解説していきます。
危険信号 3ヶ月以上売れていない物件は要注意

あなたの物件、売り出してから何ヶ月経ちましたか?
もし3ヶ月以上経っているなら、 残念ながら「危険信号」が点灯している状態です。
私の経験では、3ヶ月以上売れていない物件は要注意です。
特に稲沢市内の住宅地や駅近の物件で3ヶ月売れない。
これは何らかの問題があると考えた方がいいでしょう。
なぜかというと、 適正な価格で市場に出ていれば、 通常は1〜2ヶ月くらいで何らかの反響があるはずだからです。
業界が隠したがる!売れない物件の2つの真実
私がこれまで見てきた中で、 売れない物件には主に2つの原因があります。
真実1 「報告書テンプレート」の使い回しによる不動産会社への不信感
「今頼んでる不動産会社が何にもやってくれないんです」
このような話を時々聞きますが、 業界にいる私だから言えることは、 実際に「何もしていない」ということはほとんどありません。
本当の問題は 媒介業務報告が丁寧にされていないことなんです。
これは業界の構造的な問題と言ってもいいでしょう。
不動産売買の媒介とは、不動産の取引で、売主と買主の間に立って両者の契約を成立させること。 「仲介」ともいいます。そして媒介業務とは、調査や査定や書類査定なと多岐にわたりますが、ここでは相手方の探索:売主の代わりに、買主となる取引相手を探すことをいいます。
よくある報告の問題点

不動産会社と媒介契約(売却を正式に依頼する契約)を結んだ場合、 定期的な媒介業務の報告義務があります。
媒介契約の報告頻度
- 専任媒介契約 2週間に1回以上
- 専属専任媒介契約 1週間に1回以上
※媒介契約の詳しい違いについては、 「不動産売却の仲介契約と媒介契約の違いって?初心者向けに徹底解説」で詳しく解説しています。
多くの不動産会社はこのルールを守ってはいるのですが、 報告の内容が薄いんです。
よくある悪い報告例
- 「広告活動を実施しました」
- 「問い合わせはありませんでした」
- 「引き続き営業活動を継続します」
このような中身のない報告では、 売主の方から見ると「全然何もやってくれていない」ように見えてしまいます。
「反響」とは、分かりやすく言うと 「この物件を見たい」「詳しい資料を送って欲しい」といった 購入検討者からの問い合わせのことです。
反響がない場合、営業担当者も書くことがないため、 毎回同じ報告書テンプレートを使い回すことになってしまっています。
私も昔会社員時代は本当に困っていた記憶が書きながら蘇りました。
「どうしよう、書くことがない」
「会社も書き方を教えてくれるわけでもないし…」
日々の膨大な業務に追われる構造的な問題でもありますね。
真実2 業界が言いたがらない「価格設定の闇」

次の業界の闇は売れない物件のほとんどは、 やっぱり金額が高いんです。
これは業界では周知の事実ですが、 お客様にはなかなか言いにくい真実です。
「何回か金額を下げている」と売主さんは言われるのですが、 それでも金額が合っていない。
要は最初の金額設定が高すぎたということです。
実は、 多くの不動産会社が契約を取るために、 最初は高めの査定額を提示するのが業界の暗黙の了解になっています。
価格設定の正しい根拠とは
価格設定の根拠は、 具体的には以下のようなデータを元にした客観的なものでなければなりません。
- 過去1年間に売れた類似物件の実際の成約価格
- その物件の築年数や立地条件との比較
- 現在市場に出ている競合物件との価格差
経験だけの根拠のない感覚的な説明だけではダメです。
相場よりも高いと見向きもされません。
業界が作り出している「悪循環システム」
これが業界の構造的な問題による悪循環です。
- 高い査定額で契約を獲得(不動産会社)
- 金額が高いため反響がない
- 報告することがない(営業担当者)
- 何もやってくれていないように見える(売主)
- 不審感が募る
- 「価格だけは下げて」と言ってくる(営業担当者)
これが売れない物件の典型的な悪循環で、 業界全体が無意識にこのシステムを作り上げてしまっているのです。
不動産業界の裏側を知った上での「賢い不動産会社選び」5つのポイント
売れない悪循環システムに巻き込まれないためには、 最初の不動産会社選びが極めて重要です。
28年この業界にいて分かったことは、 良心的な不動産会社とそうでない会社の見分け方があるということです。
不動産売却で失敗しないための基本的な考え方については、 「初めての自宅の売却で失敗しないための基本とヒント」でも詳しく解説していますが、 ここでは業界の裏側を知った上での特に重要な5つのポイントをお伝えします。
1. 「契約欲しさの高額査定」を見抜けるか
業界の常識 契約を取るために高めの査定額を提示する
ちゃんと根拠を持って価格設定の説明をしてくれる会社でないと、 まず売却は難しいです。
「他社よりも高い査定額」を強調してくる会社は要注意です。
2. 「テンプレート報告書」を使い回していないか
業界の実態 忙しい営業担当者は毎回同じ報告書を使い回す
中身のない形式的な報告ではなく、 市場の状況を含めた詳細な報告をしてくれるところを選びましょう。
3. 「囲い込み」をしていないか
業界の裏事情 両手取引(売主・買主双方から手数料)を狙って情報を隠す
レインズとは、全国の不動産会社が物件情報を共有する ネットワークシステムです。
つまり、 あなたの物件をより多くの不動産会社に知ってもらえるシステムです。
しかし、中には**「囲い込み」**と言って、 自社だけで買主も見つけて仲介手数料を売主・買主の両方からもらうために、 情報を他社に出さないようにしている不動産会社もあります。
これでは物件を探している人の目に触れる機会が少なくなり、 売却に時間がかかってしまいます。
レインズに登録すると「登録証明書」が売主さんに渡されるので、 1週間以内で渡してもらえなければ注意が必要です。
4. 本当の地域相場を把握しているか
業界の現実 担当エリアが広すぎて詳細な相場を知らない営業担当者も多い
その地域の相場をちゃんと把握しているかが重要です。
例えば、稲沢市内でも国府宮、祖父江、平和町では相場が全然違います。
5. お客様目線で説明してくれるか
業界の悪習 専門用語を使って煙に巻こうとする
専門用語ばかり使わず、 一般の方でも分かる言葉で説明してくれるかも大切なポイントです。
✅ 失敗しない不動産会社選び【チェックリスト】
不動産会社を選ぶ時は、このチェックリストを活用してください。
📋 良い不動産会社の見分け方チェックリスト
□ 査定額の根拠を具体的なデータで説明してくれる
□ 「他社より高い査定額」を強調してこない
□ 毎回違う内容の詳細な報告をしてくれる
□ テンプレート的な報告書を使い回していない
□ レインズ登録証明書を1週間以内にくれる
□ 囲い込みをせず、情報をオープンにしている
□ 地域の細かい相場を具体的に把握している
□ 専門用語を使わず分かりやすく説明してくれる
□ 契約を急がせず、じっくり検討する時間をくれる
□ 質問に対して誠実に答えてくれる
5つ以上チェックが付いた会社なら安心です。 3つ以下の場合は、他の会社も検討することをおすすめします。
売却期間は「生鮮食品」と同じ
不動産売却で重要なのは、 一度市場に売り出したら「生鮮食品」と同じだということです。
調味料やお菓子の賞味期限は1ヶ月と書いてあっても、 袋を開けたらポテトチップスでも湿気ってしまい、1ヶ月なんて持ちません。
同じように、 販売期間が長くなったら「売れない物件」として見られてしまい、 本当にずっと売れなくなってしまいます。
販売期間が長くなって良くなったという例は、 ほとんど見たことがありません。
だからこそ、時間を意識しながら適正な価格で進めることが重要なのです。
業界の問題を知った私だからできること
私自身も昔は業界の悪習に悩んでいました。
会社員時代は「報告書に書くことがない」「どうしよう」と本当に困っていました。
だからこそ、28年の経験を経て、 業界の問題点を改善した取り組みを行っています。
週1回以上の詳細報告
専任媒介でお預かりしている物件は、週1回以上報告しています。
内覧があればその都度、結果もその場で報告するようにしています。
市場全体の動向も共有
問い合わせがあったかなかったかだけでなく、 市場全体の動向も共有しています。
- そのエリアの売り出し物件総数の推移
- 1週間での新規公開物件(競合物件)
- 販売終了物件
- 値下げ物件の情報
これにより、 「今週新たに近くにこんな物件が出てきた」 「これは先週値下げした物件だ」 「稲沢市で先週は120件だった物件が今週は123件に増えている」 など、全体的な状況が見えるようになります。
ネット閲覧数を活用した適切なタイミング判断
反響がない中で、私が重視している数字は ネット上での対象物件の閲覧件数です。
売り出し当初は見る人が多いのですが、 1週間経つと興味のない人が減って閲覧数は下がります。
下がれば分母が減るので、 この中で問い合わせをする人も当然減っていきます。
閲覧数の推移を毎週共有することで、 「さすがにもう1週間待っても意味がない」ということを納得いただき、 適切なタイミングで価格調整を行います。
そうするとまた閲覧数がアップし、 その中で問い合わせがあるという進み方になります。
実際の成功事例として、 「【実例】稲沢市外の一戸建て売却でも8日間で成約!安心の伴走型売却サポート事例」では、 このような丁寧なサポートにより短期間での売却を実現した実例を詳しくご紹介しています。
💡 稲沢あんしん不動産で対応できる案件
✅ 対応可能な案件
- これから売却を検討している方
- 稲沢市から車で30分圏内の物件(YouTubeなどを見て知っていただき、実際は愛知県なら豊橋や岐阜なら大垣まで対応していますので遠方でもご相談ください)
- 適正価格での売却をお考えの方
- 業界の悪習を避けて売却したい方
❌ 対応が困難な案件
- 既に他社で3ヶ月以上売れ残っている案件
- 相場を大幅に上回る価格での売却希望
- 短期間での極端な高値売却を期待されている案件
なぜこのように明確にお伝えするかというと、 業界の構造的な問題を理解しているからこそ、 最初から適切なアプローチで進めることが重要だと考えているからです。
まとめ 業界の裏側を知って賢く売却しよう
業界が隠したがる3つの重要ポイント
1. 売れない物件の2つの真実
- 業界の「報告書テンプレート問題」で売主が不信を抱く
- 「契約獲得のための高額査定」が悪循環の始まり
2. 危険信号は3ヶ月
- 3ヶ月以上売れていない場合は完全に危険信号
- 適正価格なら1〜2ヶ月で反響があるはず
3. 最初の会社選びがすべて
- チェックリストで5つ以上クリアする会社を選ぶ
- 業界の構造的問題を知った専門家に相談する
あなたはどちらの道を選びますか?
A. 業界の悪習に巻き込まれて、安く売ることになる
B. 業界の裏側を知った専門家と一緒に、適正価格で売却する
答えは明白ですよね。
📋 この記事を読んだ後、あなたがすべきこと
ステップ1:不動産会社を評価する
- チェックリストで候補の不動産会社をチェック
- 5つ以上クリアしない会社は除外
ステップ2:業界の罠を避ける
- 「他社より高い査定額」に惑わされない
- テンプレート報告書を使う会社は避ける
- 囲い込みをしない会社を選ぶ
ステップ3:専門家に相談
- 業界の裏側を知った専門家に相談
- 適正価格での売却計画を立てる
- 査定額の根拠を必ず確認してもらう
私は28年の業界経験を活かし、 業界の悪習を排除したお客様お一人おひとりに合わせて伴走型のサポートをしております。
数を絞って一件一件にリソースを集中することで、 結果的に早く売ることができると確信しています。
従来の不動産会社との違いについては、 「だから売れない あなたを「特別扱い」にしない従来型の不動産販売手法の限界」でも詳しく解説していますが、 私は業界の構造的な問題を知っているからこそ、 一件一件に全力でサポートすることを大切にしています。
もし稲沢市、そして車で30分圏内で不動産の売却でお困りのことがありましたら、 まずは無料査定からお気軽にご相談ください。
査定の流れや注意点については、 「【2025年最新】不動産売却査定の流れ|相場・準備・不動産会社選び・騙す手口まで完全ガイド」で詳しく解説しています。
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不動産売却は人生の大きな決断です。
「本当に売れるのかな」「この価格で大丈夫かな」と不安になるのは当然のことです。
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稲沢あんしん不動産では、 業界の裏側を知り尽くした専門家として、 あなたと一緒に伴走しながら、 あなたにとっての良い条件での売却をサポートしています。
稲沢あんしん不動産 代表 佐藤
- 宅地建物取引士
- 不動産業界経験28年(業界の裏も表も知り尽くしています)
- 相続診断士
- マンション管理士
- FP2級
稲沢市・国府宮神社から徒歩1分の事務所で、 28年間業界の悪習に流されることなく地域密着で お客様一人ひとりに寄り添ってまいりました。
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