【2026年度】愛西市の空き家・木造住宅解体補助金|上限20万円の条件と知らないと損する注意点

こんにちは。稲沢あんしん不動産の佐藤です。
愛西市の木造住宅除却工事費補助金は上限20万円(対象経費の23%と比較して少ない額)です。ただし、市の案内では空き家の場合、解体を前提にした無料耐震診断の受付はできないとされています。「これから診断を受けて補助金で壊そう」と考えている方は、先にこの条件を確認してください。
補助金の対象になるかと、解体して売るほうがよいかは、分けて考えると整理しやすくなります。
公式情報確認:2026年10月23日。予算上限で早期終了する場合があるため、契約前に必ず市役所の最新受付状況をご確認ください。
先に自腹で解体する前に、古家付きのまま売る場合と、どちらが手元にお金が残るか無料で試算・整理できます。
解体費が不要になっても、その分が売却価格に影響することがあります。
売れる金額と必要な費用を一緒に並べて判断しましょう。
うちは対象? 1分セルフチェック

- Q1. 愛西市内の木造戸建住宅ですか?
- Q2. 前年度までに、愛西市の木造住宅無料耐震診断を受けていますか?
- Q3. その診断結果が判定値1.0未満ですか?
- Q4. 所有者または2親等以内の親族で、市県民税・固定資産税の滞納がないなどの条件を確認できますか?
- Q5. まだ契約・着工しておらず、交付決定後に契約する予定ですか?
ここでの確認は候補を絞るための目安です。最終的な対象判定や交付決定は市が行います。
愛西市の解体補助金の金額・条件【令和8年度】

| 制度 | 上限・計算方法 | 主な対象 |
| 愛西市民間木造住宅除却工事費補助金 | 上限20万円(住宅部分の対象除却工事費の23%と比較して少ない額) | 市の無料耐震診断で判定値1.0未満などの条件を満たす木造戸建住宅 |
補助金が使えない場合も、「では全額自己負担で先に壊す」と決める必要はありません。
古家付きで売る場合の手取りと、複数業者の見積もりの工事範囲・追加費用を一緒に整理できます。
見積もりを比べても、一定額の値下がりが保証されるわけではありません。
対象となる家と申請する方の条件
- 市の木造住宅無料耐震診断を受け、判定値1.0未満と診断された住宅が対象です。公式の手続き案内は、前年度までに市の診断を受けた方を対象としています。
- 無料耐震診断について、すでに空き家の場合は除却工事を前提とした受付ができません。診断を受けていない空き家が、この補助をこれから使えるとは限りません。
- 以前に診断を受けている場合も、診断結果報告書を用意し、住宅の状態や過去の補助利用などを市へ確認してください。診断結果があるだけで交付が確定するわけではありません。
- 申請者は所有者または2親等以内の親族など、市の定める要件を満たす方です。市県民税・固定資産税の滞納がなく、過去の耐震改修費・耐震シェルター等の補助を受けていないことなどを確認します。
申請と工事の期限
公式の手続き案内は先着順で、予定戸数に達したら終了するとしています。
令和8年度の残り枠、申請締切、工事完了・実績報告期限は都市計画課に確認してください。
古い診断結果がある場合は、その報告書を手元に用意して相談しましょう。
年度の予定枠は、現在の残り枠ではありません。補助金の申請を考え始めた段階で、愛西市 産業建設部 都市計画課:0567-55-7126へ確認してください。
で、結局いくら自己負担になるの?

たとえば30坪程度の木造住宅で、解体見積もりが150万〜200万円だった場合を比べてみます。
これは費用比較のための仮定で、その家の見積金額や市の認定額を保証するものではありません。
| 条件 | 解体費150万円の自己負担 | 解体費200万円の自己負担 |
| 補助20万円を受けられる場合 | 130万円 | 180万円 |
| 補助を使えない場合 | 150万円 | 200万円 |
上限20万円なら、150万円から20万円を引いて130万円。200万円なら180万円の自己負担が残ります。
残置物の処分、庭木・塀の撤去、アスベストの調査や除去、地中埋設物などで費用は変わります。
補助対象にならない費用もあるため、見積もりの総額と補助対象経費を分けて確認しましょう。
申請の順番|契約は交付決定通知のあと

- 前年度までに受けた市の耐震診断結果を確認し、都市計画課へ相談する(未診断の空き家は、解体前提の無料診断を新たに受けられません)
- 必要書類と見積書をそろえ、補助金交付申請を行う
- 市の審査を受け、補助金交付決定通知を受け取る
- 交付決定後に解体業者と契約し、工事を始める
- 期限までに工事を完了し、実績報告・請求などの手続きを行う
見積もりを取ることと、工事を契約することは別です。契約や着工を先に進めると補助対象外になります。業者には、補助金の交付決定を待ってから契約する予定だと伝えてください。
市の判定や書類審査には時間がかかります。申請締切の日まで待たず、診断や判定から逆算して準備しましょう。
解体ありきで決めない|3つの出口と手取り比較

1. 古家付きのまま売る
建物を残したまま売れれば、売主が先に解体費を立て替えずに進められる場合があります。
買主が建物を使うのか、解体するのかによって価格や条件は変わります。
家の傷みや残置物、境界などは事前に確認し、分かっている状態を買主へ伝えて契約条件を整えることが必要です。
2. 買主が決まってから、解体・引き渡し条件を決める
古家付きで購入希望者を探し、売買契約の中で、誰が解体費を負担するか、いつ壊すかを調整する方法です。
補助金を使う場合は、売買契約と解体工事契約の区別、所有者の要件、交付決定の順番も市に確認します。
3. 自分で解体して更地で売る
更地だと土地の形や広さが伝わりやすくなる場合があります。
ただし、解体費を先に払っても、その分だけ高く売れるとは限りません。
更地の売却見込み額から、解体・測量・税金・売却費用を引いて比較します。
更地にした後の固定資産税も比べる
住宅がある土地には、固定資産税などの課税標準を軽減する「住宅用地の特例」があります。
解体で適用を外れると、土地の税負担が増える場合があります。
翌年1月1日の状態や土地の状況で扱いが変わり、税額全体が一律に6倍になるわけではありません。
解体時期と売却予定を並べ、市の税務担当へ確認してください。
相続空き家の3,000万円特別控除は、解体前に確認
一定の条件を満たす相続空き家の売却では、売却で得た利益から最高3,000万円を差し引く特例があります。
補助金のように3,000万円が支払われる制度ではありません。
その家屋と敷地を相続・遺贈で取得した相続人が3人以上の場合は上限2,000万円になるなど、条件があります。
2024年以後の売却では、一定の要件のもと、売却後の翌年2月15日までに買主が解体等を行う場合も対象となり得ます。
控除のために売却前の解体が常に必要とは限らないので、売買条件を決める前に税理士・税務署へ適用を確認しましょう。
先に自腹で解体する前に、古家付きのまま売る場合と、どちらが手元にお金が残るか無料で試算・整理できます。
解体費が不要になっても、その分が売却価格に影響することがあります。
売れる金額と必要な費用を一緒に並べて判断しましょう。
解体と売却のご相談で、私が一緒に確認すること

補助金の申請方法が分かっても、「結局、この家は壊してから売ったほうがいいのか」は残りますよね。
そこを費用と売却条件に分けて、一緒に整理します。
- 解体業者の相見積もりでは、現地に立ち会い、金額と工事範囲、担当者の説明を確認します。
- 見積書では、残置物・庭木・塀・アスベスト調査など、追加費用につながりやすい項目を見ます。
- 工事後の測量も見据えて、近隣へのあいさつや境界確認の段取りを考えます。
- 古家付きの売却価格と、更地で売る場合の必要費用を並べ、手元に残るお金を比べます。
相見積もりの見方は実家の解体業者選び、先の段取りは測量と解体のタイミングでも説明しています。
解体しない選択肢の実例として、建物を残したまま実家を売却した事例もご覧ください。
愛知県西部9市 空き家解体補助金・比較一覧ナビ
令和8年度(2026年度)・2026年10月23日確認。金額は上限で、対象条件は制度ごとに異なります。受付開始の案内があっても、残枠・現在の受付可否は契約前に市へご確認ください。年度の受付状況を確認できない市は「残枠・受付は市へ要確認」としています。
※補助金は「空き家が建っている市(物件所在地)」の制度のみ利用できます。
| 市名 | 上限額 | 2026年度の 状況・期限 |
|---|---|---|
| 稲沢市 | 50万円 | 受付終了 令和8年度の申請受付終了 |
| 一宮市 | 20万円(2制度) | 一部終了(老朽空き家向け期限経過) 老朽空き家:2026/9/30 木造住宅:2026/12/15(残枠要確認) |
| 清須市 | 20万円 | 残枠・受付は市へ要確認 申請期限は市へ確認(実績報告期限とは別) |
| あま市 | 20万円 | 残枠・受付は市へ要確認 申請期限は市へ確認(完了・報告は翌年1月末) |
| 津島市 | 50万円 | 受付中(残枠は市へ確認) 2026/11/30(事前判定が必要) |
| 岩倉市 | 木造60万円/非木造20万円 | 残枠・受付は市へ要確認 申請期限は市へ確認 |
| 北名古屋市 | 20万円(2制度) | 受付開始の案内あり(残枠は市へ確認) 申請期限は市へ確認 |
| 江南市 | 20万円(2制度) | 受付中(残枠は市へ確認) 申請期限は市へ確認 |
| 愛西市 | 20万円 | 残枠・受付は市へ要確認 申請期限は市へ確認(前年度の耐震診断が条件) |
壊す場合とそのまま売る場合の『手残り額』を無料で比較相談する →
受付終了・一部終了でも、建物を残したまま売る方法などを比較できます。相続・空き家の相談と、売る・壊す・残すの方針整理はこちら。
まとめ|補助金を確認したら、解体前に手取りを比較
- 上限20万円(住宅部分の対象除却工事費の23%と比較して少ない額)。家の状態・申請者・予算枠などの条件を確認する。
- 判定・診断 → 交付申請 → 交付決定 → 工事契約・着工、の順番を守る。
- 補助後の自己負担と、解体後の税負担・売却費用まで比べる。
- 古家付きで売る場合と、更地で売る場合の価格と費用を並べて判断する。
愛西市の実家や空き家をどうするか迷っている段階から、ご相談いただけます。
家の状況と売却時期の希望を伺い、解体する場合・そのまま売る場合の費用と手取りを無料で整理します。
出典・市役所の確認窓口
愛西市 産業建設部 都市計画課:0567-55-7126
本記事は2026年10月確認時点の公式案内をもとにしています。
受付状況や対象の最終判断は市役所へ、税の適用は税務署・税理士へご確認ください。
