矢合観音ガイド|万病に効くと伝わる井戸水・縁日・駐車場・アクセス(稲沢市)

矢合観音の正面玄関。大きな瓦屋根と唐破風の屋根飾りが付いた木造建築で、格子戸の引き戸が開いており、軒下に「矢合観音」の文字が入った木製の看板が掲げられている。玄関脇には鉢植えの木や花、来訪者用の傘立てが置かれている。
佐藤高樹

執筆者:佐藤高樹(稲沢あんしん不動産 代表)
宅地建物取引士・公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)/業界28年・査定実績5,000件超
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稲沢市矢合町にある「矢合観音」をご存じでしょうか。

江戸時代から「万病に効く」と伝わる井戸水で知られ、毎月18日の縁日には多くの参拝者が訪れます。

この記事では、由来や井戸水の言い伝え、縁日の様子、駐車場やアクセスまで、これから訪ねる方に必要な情報をまとめました。

当社は稲沢市矢合町を含む地域で不動産の売却や空き家のご相談をお受けしている、稲沢あんしん不動産の佐藤です。地元にある観音様として、昔からよく存じ上げています。

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矢合観音とは|寺院ではなく「在家」で守られてきた観音様

矢合観音は、愛知県稲沢市矢合町にある観音様です。

本尊として、十一面観世音菩薩(じゅういちめんかんぜおんぼさつ・11の顔を持つとされる観音様)が祀られています。

住所は稲沢市矢合町2664、電話番号は0587-36-2108です。参拝時間は9時から16時までで、定休日はありません。

「矢合観音」という名前から、お寺だと思われる方も多いのですが、正式な寺院ではありません。

地元のお宅が代々守り続けてきた「在家(ざいけ)」の信仰の場だと紹介されています。在家とは、僧侶ではなく、出家していない普通の方が仏様をお祀りすることです。

建物の外観も、大きな瓦屋根を持つ和風の建築ですが、僧侶が常駐するお寺とは少し性格が違います。

由来|安土桃山時代、矢合城主が観音様を祀ったのがはじまり

矢合観音の由来には、いくつかの言い伝えが残っています。

稲沢市観光協会や愛知県の観光サイトで紹介されているのは、安土桃山時代の言い伝えです。

当時、稲沢市にあった一色城の城主・橋本道一(橋本伊賀守)の弟で、矢合城主だった橋本大膳が、この地に観音菩薩をお祀りしたのがはじまりと伝えられています。

一方で、稲沢市が紹介している昔話には、少し違う話も残っています。

百数十年前、修行中の巡礼者が、当時の本郷村(現在の矢合町のあたり)にあった家に一晩泊めてもらったお礼として、小さな観音様が入った木の箱を置いて旅立っていった、という言い伝えです。

どちらが史実かをはっきりさせる記録は見つかっていません。ただ、江戸時代からこの地域で信仰を集めてきたことは、複数の資料で共通しています。

「万病に効く」と伝わる井戸水|参拝の作法

矢合観音の境内にある井戸の手押しポンプと水汲み場。木造の屋根の下に古い石造りの井戸とポンプ、水を受ける石造りの水盤が設置され、「お水を大切に」と書かれた案内板が掛かっている。背景には緑の生垣が茂っている。
出典:稲沢市観光協会公式サイト(2026年7月19日確認)

矢合観音を語るうえで欠かせないのが、境内の井戸から湧く水です。

江戸時代から、「ここの井戸水は万病に効く」と地域で語り継がれてきました。

この言い伝えは、あくまで長年伝えられてきた民間信仰として紹介されているものです。実際の効能について、当社としてお答えする立場にはありません。

参拝の作法としては、こんな流れになります。

  • 参拝者が各自、ペットボトルや空きビンなどの容器を持参する
  • 境内の井戸で、その容器に水を汲む
  • 水を汲んだ状態で祈祷を受ける
  • 祈祷を受けた水を、そのまま持ち帰る

祈祷を受けた水は、皮膚の不調などに使われることがあると紹介されています。ただし、これも言い伝えの範囲の話であり、医療的な効果を保証するものではありません。気になる症状がある場合は、医療機関への相談を優先してください。

縁日「十八番市」は毎月18日

矢合観音では、毎月18日に縁日が開かれます。

観光情報サイトでは「十八番市」と呼ばれ、通常よりも多くの参拝者で賑わう日として紹介されています。

この日に合わせて、参道沿いに露店が並ぶこともあるようです。参道には、ふだんから植木を扱うお店が並んでいるのも、この場所らしい雰囲気のひとつです。

初めて訪れるなら、縁日の18日に合わせて行ってみるのもおすすめです。ふだんとは違う賑わいを感じられます。

アクセス・駐車場|今から訪ねる人が知っておきたいこと

📍 Googleマップで「矢合観音」へのルートを調べる

会場は、稲沢市矢合町2664の矢合観音です。

車で行く場合と駐車場

名古屋第二環状自動車道の「清洲西」ICから、県道経由で約3kmです。

駐車場は、参拝者専用が20台分(無料)、共用の駐車場が80台分(1日250円)あります。バスで訪れる場合は、共用の駐車場に大型10台(1,100円)・マイクロバス10台(800円)分が用意されています。

電車・バスで行く場合

名鉄「国府宮」駅で、名鉄バス稲沢中央線(矢合系統)に乗り換え、「矢合観音」停留所で下車します。バスの乗車時間は、国府宮駅から約12分です。バス停から矢合観音までは、徒歩すぐです。

稲沢市のコミュニティバスも運行しているので、あわせて確認しておくと安心です。

参拝時間

参拝時間は9時から16時までで、定休日はありません。ただし、縁日など混雑が予想される日は、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。

初めて行くなら|矢合観音の参拝の流れ

初めて訪れる方は、こんな流れで参拝される方が多いようです。

  • 井戸水を持ち帰りたい場合は、ペットボトルや空きビンなど、水を入れる容器を持参する
  • 境内の井戸で容器に水を汲み、そのまま祈祷を受ける
  • 祈祷を終えたら、水を持ち帰る
  • にぎやかな雰囲気を感じたいなら、縁日「十八番市」が開かれる毎月18日に合わせて行く。静かにお参りしたいなら、それ以外の日を選ぶとよい

参拝時間は9時から16時までです。井戸水の言い伝えはあくまで民間信仰として伝えられてきたもので、当社として効果を保証する立場にはありません。

よくある質問

矢合観音とはどんな観音様ですか?

愛知県稲沢市矢合町にある観音様で、本尊は十一面観世音菩薩です。正式な寺院ではなく、地元のお宅が代々守り続けてきた「在家」の信仰の場だと紹介されています。安土桃山時代に、矢合城主だった橋本大膳がこの地に観音菩薩をお祀りしたのがはじまりと伝えられています。

井戸水にはどんな言い伝えがありますか?

江戸時代から、「ここの井戸水は万病に効く」と地域で語り継がれてきました。参拝者は容器に井戸水を汲み、祈祷を受けたあとに持ち帰ります。あくまで民間信仰として伝えられてきたものであり、医療的な効果を保証するものではありません。

参拝時間や定休日を教えてください。

参拝時間は9時から16時までで、定休日はありません。縁日など混雑が予想される日は、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。

駐車場はありますか?

あります。参拝者専用が20台分(無料)、共用の駐車場が80台分(1日250円)です。バスで訪れる場合は共用駐車場に大型・マイクロバス用の枠も用意されています。

縁日はいつですか?

毎月18日です。「十八番市」と呼ばれ、ふだんよりも多くの参拝者で賑わう日として紹介されています。参道沿いに露店が並ぶこともあるようです。

稲沢市の実家・空き家の売却を考えている方へ

矢合観音のように、地域には長く受け継がれてきたものがたくさんあります。

稲沢市には、矢合観音のほかにも、長い歴史を持つ神社仏閣があります。国府宮神社(尾張大國霊神社)完全ガイドもあわせてご覧ください。

お寺めぐりなら、祖父江町の善光寺東海別院(お戒壇めぐりで知られるお寺)もあわせてどうぞ。

実家や土地についても、同じように「どうしていくか」を考える時期がくるものです。

当社・稲沢あんしん不動産では、稲沢市矢合町を含む地域で、相続した実家や空き家の売却相談をお受けしています。まずは今の状況を整理するところからで大丈夫です。稲沢市の実家・空き家の売却相談はこちら

稲沢あんしん不動産|土地・戸建て・マンションの売却、空き家・相続のご相談を承っています。「矢合町の実家をどうするか迷っている」「相続した空き家の相談先を探している」という方は、相続・空き家の相談窓口もあわせてご覧ください。
代表:佐藤高樹 電話:0587-33-5620(10:00〜18:00・火水定休)

矢合観音の正面玄関。大きな瓦屋根と唐破風の屋根飾りが付いた木造建築で、格子戸の引き戸が開いており、軒下に「矢合観音」の文字が入った木製の看板が掲げられている。玄関脇には鉢植えの木や花、来訪者用の傘立てが置かれている。

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