石刀祭ガイド|山車とからくり・日程・アクセス(一宮市・石刀神社)

愛知県一宮市の石刀神社拝殿。緑青の唐破風屋根と重厚な瓦屋根を持つ木造社殿の前に、参拝者と石灯籠が写る写真。
佐藤高樹

執筆者:佐藤高樹(稲沢あんしん不動産 代表)
宅地建物取引士・公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)/業界28年・査定実績5,000件超
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石刀祭(いわとまつり)は、一宮市今伊勢町にある石刀神社(いわとじんじゃ)の例祭です。

例年4月19日以降、最初の日曜日に、3輌の山車とからくり、6頭の献馬(けんば)が奉納されます。2026年は4月19日(日)に開催され、すでに終了しています。

この記事では、山車とからくりの見どころ、2026年の当日の時間の流れ、電車・車でのアクセス、駐車場の情報をまとめました。来年以降に訪れたい方の参考になれば幸いです。

当社は一宮市を含む地域で不動産の売却や空き家のご相談をお受けしている、稲沢あんしん不動産の佐藤です。近隣のお祭りとして、毎年気になっています。

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石刀祭とは|約400年続く山車とからくりの例祭

石刀神社は、一宮市今伊勢町馬寄にある神社です。主祭神は、力の神様として知られる手力雄命(たぢからおのみこと)です。

石刀祭の始まりは、関ヶ原の戦いにさかのぼります。この戦いのとき、徳川家康が石刀神社に陣を敷いたことで、社殿が大きく傷んでしまいました。その後、家康の命によって社殿が修復され、これを喜び祝ったことから始まったと伝えられているのが「石刀祭」です。約400年の歴史があるお祭りです。

現在、石刀祭は愛知県指定無形民俗文化財(2019年8月指定)、山車は一宮市指定有形民俗文化財(1977年3月指定)です。山車の巡行と、地域の代表者が神事の重要な役目を担う「頭人行事」をあわせ持つ祭礼は、愛知県内でここだけとされています。

頭人行事とは、地域の中から選ばれた人が、その年の祭りで中心的な役目を務める行事です。山車のからくりが「見せる」祭りだとすれば、頭人行事は「地域が担う」祭りの側面といえます。この2つが同じ祭礼のなかに残っているのが、石刀祭の珍しいところです。

一宮市には、武将にゆかりのあるお祭りがほかにもあります。木曽川町では、戦国武将・山内一豊にちなんだ一豊まつりが毎年秋に開かれています。

太平洋戦争を経て、今は3輌が伝わる

石刀神社の由緒によると、かつては5輌の山車がありましたが、太平洋戦争中の空襲で2輌を失いました。

現在は、当時から残った3輌が、地域の手で大切に受け継がれています。

見どころ|3輌の山車とからくり人形

石刀祭の山車は、高さ8〜9mの三層構造です。下段では笛や太鼓を鳴らす子どもたちが乗り、上段ではからくり人形を陰で操る「離れからくり」という方式が使われています。

3つの地区(瀬古)から、それぞれ1輌ずつ山車が出ます。

  • 大聖車(だいしょうぐるま):からくり「唐子の綾渡り」
  • 中屋敷車(なかやしきぐるま):からくり「唐子の大車輪」
  • 山之小路車(やまのしょうじぐるま):からくり「唐子の逆立ち」

いずれも、人形を後ろから見えない糸やしかけで操る「離れからくり」で、綱を渡ったり、大きく回転したり、逆立ちしたりする動きを見せます。物語仕立ての人形ではなく、体を張った妙技を見せる点が、石刀祭のからくりの特徴です。

献馬(けんば)も見逃せない

石刀祭のもうひとつの主役が、献馬(けんば)です。飾りをつけた6頭の馬が、西大門に出揃ったあと、境内へ参入します。

山車のからくりだけでなく、馬を使った神事もあわせて見られるのが、この祭りの特徴です。山車と頭人行事(神事)を両方持つ祭礼は、愛知県内でこの石刀祭だけとされています。

2026年の日程(終了)|例年の時間の流れ

2026年の石刀祭は、2026年4月19日(日)に開催されました。すでに終了していますが、例年ほぼ同じ流れで行われるため、来年以降の参考として当日の時間割を紹介します(一宮市公式観光サイトIchinomiyaNAVI掲載の2026年情報より)。

なお、石刀祭は正確には2日間の構成です。4月19日(固定)に例祭と頭人行事が行われ、4月19日以降の最初の日曜日に山車とからくり、献馬の奉納が行われます。2026年は4月19日がちょうど日曜日だったため、同じ日にまとまって行われました。

  • 8:00〜 山車、西大門に出揃う
  • 9:00〜 山車・献馬奉納奉告祭
  • 13:00〜 拝殿にて神酒授与
  • 14:00〜 献馬、西大門に出揃う/山車のからくり開始
  • 14:30〜 献馬、境内へ参入
  • 15:30〜 山車、東大門でからくり開始
  • 16:10〜 山之小路車のからくり開始
  • 16:40 からくり終了
  • 17:00〜 献馬「吉田かけぬき」

朝の出揃いから夕方の神事まで、1日がかりのお祭りです。からくりが集中して見られるのは、14時から16時40分ごろまでです。

2027年の日程は、まだ発表されていません。最新情報は、一宮市公式サイトまたは石刀神社にご確認ください。

アクセス・駐車場|来年見に行く人が知っておきたいこと

📍 Googleマップで「石刀神社」へのルートを調べる

会場は、石刀神社(一宮市今伊勢町馬寄)です。

電車で行く場合

名鉄本線「石刀」駅から、徒歩約15分です。

車で行く場合と駐車場

一宮木曽川ICから、車で約8分です。稲沢市内からも、比較的行きやすい距離にあります。

石刀神社には、ふだんは無料の駐車場が約10台分あります。ただし、石刀祭の当日は、この駐車場が使えません。周辺道路も混み合うため、公共交通機関の利用がすすめられています。

なお、石刀神社と真清田神社は、どちらも一宮市内にあります。石刀祭の日以外にお参りする場合は、同じ日にあわせて訪れる方もいます。

初めて行く方へ|来年に向けて知っておきたいこと

石刀祭は2日間の構成で、4月19日固定の例祭と、その後最初の日曜日に行われる山車・からくり・献馬の奉納に分かれています。来年の日程を確認するときは、この2つを混同しないようにしましょう。

稲沢市内からは、一宮木曽川ICから車で約8分と比較的行きやすい距離です。電車の場合は、名鉄本線「石刀」駅から徒歩約15分です。

からくりが集中する時間帯を狙う

例年の流れでは、からくりが集中して見られるのは午後2時から4時40分ごろまでです。1日がかりのお祭りなので、この時間帯を軸に予定を組むと効率よく回れます。

当日は神社の駐車場が使えなくなるので、公共交通機関を使う方が確実です。

よくある質問

石刀祭はいつ開催されますか?

山車と献馬の奉納は、例年4月19日以降の最初の日曜日です(例祭・頭人行事は4月19日固定)。2026年は4月19日(日)に開催され、すでに終了しています。2027年の日程は発表され次第、この記事を更新します。

石刀祭と一宮七夕まつりは同じお祭りですか?

別のお祭りです。石刀祭は一宮市今伊勢町の石刀神社で、山車とからくり、献馬が行われる例祭です。一宮七夕まつりは市の中心部で毎年7月に開かれる七夕の飾り付けイベントで、時期も内容も異なります。

雨が降ったら中止になりますか?

荒天時の対応は、当日の状況によって変わります。最新情報は、一宮市または石刀神社にご確認ください。

駐車場はありますか?

ふだんは無料の駐車場が約10台分ありますが、石刀祭の当日は利用できません。公共交通機関のご利用をおすすめします。

石刀神社は祭りの日以外もお参りできますか?

はい、通常どおりお参りいただけます。あわせて、一宮市を代表する神社である真清田神社を訪れる方も多いです。

一宮市で実家や空き家の売却を考えている方へ

石刀祭のように、地域には長く受け継がれてきたものがたくさんあります。実家や土地についても、同じように「どうしていくか」を考える時期がくるものです。

当社・稲沢あんしん不動産では、一宮市を含む地域で、相続した実家や空き家の売却相談をお受けしています。まずは今の状況を整理するところからで大丈夫です。一宮市の実家・空き家の売却相談はこちら

稲沢あんしん不動産 代表:佐藤高樹 電話:0587-33-5620(10:00〜18:00・火水定休)

愛知県一宮市の石刀神社拝殿。緑青の唐破風屋根と重厚な瓦屋根を持つ木造社殿の前に、参拝者と石灯籠が写る写真。

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