荻須記念美術館ガイド|観覧料・開館時間・駐車場(稲沢市)

青緑色の大屋根が特徴的な荻須記念美術館の外観。左右対称の三角屋根とレンガ色の壁面、正面に石造りのモニュメントが据えられ、木々に囲まれた前庭の石畳が広がる稲沢市稲沢町の美術館正面写真。
佐藤高樹

執筆者:佐藤高樹(稲沢あんしん不動産 代表)
宅地建物取引士・公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)/業界28年・査定実績5,000件超
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稲沢市稲沢町にある「荻須記念美術館」は、稲沢市出身の洋画家・荻須高徳(おぎすたかのり)の功績を伝えるためにつくられた美術館です。

パリの街並みを愛情もって描き続けた荻須の作品を体系的に見られるほか、実際にパリで使っていたアトリエを再現した部屋も見どころのひとつです。

この記事では、開館時間・休館日・観覧料、電車・車でのアクセスと駐車場、荻須高徳がどんな画家だったかまで、これから訪れる方に必要な情報を、稲沢市公式サイトの情報をもとにまとめました。

当社は稲沢市内で不動産の売却や空き家のご相談をお受けしている、稲沢あんしん不動産の佐藤です。地元の文化施設として、折に触れて気にかけています。

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荻須記念美術館とは|稲沢市出身の画家・荻須高徳を顕彰する美術館

荻須記念美術館は、昭和58年(1983年)8月2日に開館した、稲沢市が建設した美術館です。

稲沢市出身でパリを中心に活躍した画家・荻須高徳の業績を讃え、市民の美術文化振興に役立てることを目的につくられました。緑豊かな稲沢公園に隣接しています。

館内には、荻須の東京美術学校時代から晩年までの画業を体系立てて展示する常設展示室と、美術団体や個人の作品発表にも使われる一般展示室があります。

荻須高徳とは|パリで50年以上描き続けた画家

荻須高徳は、1901年(明治34年)11月30日、現在の稲沢市井堀高見町に生まれました。

東京美術学校を卒業した1927年(昭和2年)にフランスへ渡り、以後50年以上にわたってパリで制作を続けます。重厚な石造りの街並みや、暮らしを重ねるうちに汚れていった壁、そこに暮らす人々の姿を、愛情を持って描き続けた画家です。

戦後の1948年には、日本人画家として最初にフランスへ入国したことでも知られています。

1956年にレジオン・ドヌール勲章(フランス)、1972年に勲三等旭日章、1981年に文化功労者と、日仏双方から高く評価されました。1986年10月14日、パリのアトリエで制作中に倒れ、85歳で死去。この時、文化勲章の受章が内定していたため、死去日にさかのぼって同章が贈られています。

パリのアトリエを再現した展示室

荻須記念美術館内に再現された、荻須高徳がパリで使っていたアトリエの室内を見下ろした写真。木製の床に描きかけのキャンバスを乗せたイーゼル、絵筆を差した壺、古い書棚と本、窓辺のカーテンなど、当時使っていた道具がそのまま配置されている。
出典:稲沢市公式サイト掲載画像(2026年7月19日確認)

荻須が実際にパリで使っていたアトリエは、平成8年(1996年)4月2日から、美術館内に再現された部屋として公開されています。

イーゼルや絵の具、使い込まれた家具まで、当時の雰囲気をそのまま伝える空間です。作品だけでなく、荻須がどんな場所で制作していたかを感じられる展示になっています。

なお建物自体も評価されていて、昭和60年(1985年)に第26回BCS賞、アトリエ再現室は平成9年(1997年)に第4回愛知まちなみ建築賞を受賞しています。

アクセス・駐車場

📍 Googleマップで「荻須記念美術館」へのルートを調べる

所在地は、稲沢市稲沢町前田365番地8(〒492-8217)です。

電車・バスで行く場合

最寄り駅は、名鉄国府宮駅またはJR稲沢駅です。どちらの駅からもバスに乗り、「美術館・保健センター」停留所で下車すると、徒歩すぐの距離です。

車で行く場合と駐車場

駐車場は、普通車80台・バス2台分が用意されています。

車で訪れる場合は、事前に美術館(0587-23-3300)へ台数の目安を確認しておくと安心です。特別展の開催中は、通常より混み合うことがあります。

開館時間・休館日・観覧料

開館時間と休館日は、次のとおりです。

  • 開館時間:午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
  • 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始(12月29日〜1月3日)、はだか祭の日

観覧料(常設展示室)は、次のとおりです。

  • 一般:310円(20名以上の団体240円)
  • 高校・大学生:210円(団体160円)
  • 小学生・中学生:50円(団体40円)

稲沢市内在住の小学生・中学生は無料です。障害者手帳・戦傷病者手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付添人1名も無料になります。特別展開催中は料金が変わることがあるので、訪れる前に美術館(0587-23-3300)へ確認するのが確実です。

館内の閲覧コーナーでも荻須高徳に触れられる

荻須記念美術館内の閲覧コーナー。木製の書棚に美術関連の書籍がびっしりと並び、木製の椅子とテーブル、ガラスケースに入った図録やパンフレットが置かれている。壁際には検索用の端末と観葉植物も見える。
出典:稲沢市公式サイト掲載画像(2026年7月19日確認)

館内には、荻須高徳に関する書籍や資料を自由に読めるコーナーもあります。

展示室で作品を見たあと、図録やパンフレットで背景を確認しながら過ごすこともできます。急ぎ足で回るより、少し腰を落ち着けて過ごすのに向いた美術館です。

稲沢市の文化・おでかけスポット

稲沢市内には、荻須記念美術館のほかにも、季節や文化にふれられるスポットがあります。

美術館とあわせて、稲沢市内をめぐる予定を立てる際の参考にしてください。

初めて行くなら|荻須記念美術館の回り方

初めて訪れるなら、こんな順番で回ると荻須高徳という画家のことがつかみやすくなります。

  • まず常設展示室で、東京美術学校時代から晩年までの作品を順番に見て、画業の流れをつかむ
  • 次に、パリのアトリエを再現した展示室へ。イーゼルや使い込まれた家具から、実際にどんな場所で描いていたかが伝わってくる
  • 展示を見終えたら、館内の閲覧コーナーで図録やパンフレットを開き、気になった作品の背景をもう少し確認する

休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)などいくつかあるので、訪れる前に上の「開館時間・休館日・観覧料」の章で確認しておくと安心です。

よくある質問

観覧料はいくらですか?

常設展示室は、一般310円、高校・大学生210円、小学生・中学生50円です。稲沢市内在住の小学生・中学生は無料です。特別展開催中は料金が変わることがあるため、事前に美術館(0587-23-3300)へ確認してください。

休館日はいつですか?

月曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始(12月29日〜1月3日)、はだか祭の日が休館日です。

駐車場はありますか?

普通車80台、バス2台分の駐車場があります。特別展の開催中は混み合うことがあるので、余裕を持って向かうと安心です。

荻須高徳とはどんな画家ですか?

稲沢市出身で、1927年にフランスへ渡り、50年以上パリで制作を続けた洋画家です。パリの街並みや、そこに暮らす人々の姿を愛情深く描きました。1956年にレジオン・ドヌール勲章、1986年に文化勲章を受章しています。

最寄り駅はどこですか?

名鉄国府宮駅またはJR稲沢駅です。どちらの駅からもバスに乗り、「美術館・保健センター」停留所で下車すると、徒歩すぐです。

稲沢市で実家や空き家の売却を考えている方へ

荻須記念美術館のように、地域には長く受け継がれてきたものがたくさんあります。実家や土地についても、同じように「どうしていくか」を考える時期がくるものです。

当社・稲沢あんしん不動産では、稲沢市内で、相続した実家や空き家の売却相談をお受けしています。まずは今の状況を整理するところからで大丈夫です。稲沢市の実家・空き家の売却相談はこちら

稲沢あんしん不動産 代表:佐藤高樹 電話:0587-33-5620(10:00〜18:00・火水定休)

青緑色の大屋根が特徴的な荻須記念美術館の外観。左右対称の三角屋根とレンガ色の壁面、正面に石造りのモニュメントが据えられ、木々に囲まれた前庭の石畳が広がる稲沢市稲沢町の美術館正面写真。

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